「ようこそ我がキャラバン、灰域踏破船『クリサンセマム』へ」
cv:庄司宇芽香
概要
灰域踏破船「クリサンセマム」及び、同名のミナトのオーナー。 年齢は28歳。
片眼鏡と胸元が大きく開いた黒いスーツを着用している。
主な業務は灰域での物資輸送業務や、新規輸送航路の開拓。
主人公たちが所属していたミナト「ペニーウォート」がAGEを牢獄に押し込め、奴隷同然に扱っていることを部下のリカルドに調べさせていたところ、ペニーウォートが灰嵐に呑まれそうになり、主人公たちのチーム「ハウンド」や取り残されていたAGEの子供たちを救出した。
AGEに差別意識を持っておらず、それも同情心などではなく彼らを人間として対等に扱い、一時的に雇用契約を結ぶ。
必要とあらば現場にも出るタイプでルルとの交渉の際は危険な灰域に直接出向いた。
※灰域はAGEやゴッドイーターでない生身の人間は濃度が最低レベルでも約10分しか生存できないため、まさに命がけの行為である。
グレイプニルから依頼された積荷の輸送任務中であったのだが、その中身がヒト型アラガミの少女フィムであったことが判明。自分たちに懐いたフィムを家族として受け入れた。
その後、生きていたペニーウォートの権利者からAGEの返還を要求され(灰域種討伐直後なので間違いなくそういう目的である)「このような時代だからこそルールは守らないといけない」と彼らがまた隷属させられる可能性が高いことに躊躇いながらもそれに応じようとしたが、年少者の今後を危惧したユウゴたちの懇願と、灰域種アラガミに狙われているフィムを守るには主人公が必要であるという説得に折れ、彼らの所有権を大金を出して買い取り、正式にハウンド一同をクリサンセマムの所属とする。
孤児の保護を率先して行う心優しい性格であり、ミナトでは彼女を慕う子供たちが多い(ミナトそのものも、エントランスが公園のようになっていたり、農産物を栽培していたりと、緑の多い非常に環境の良い作りになっている)。また、上記のAGEを買い取った時も「担保(脱走防止の人質)」という名目でAGEの子供たちをミナトの児童養護施設に保護している。アラガミであるフィムも差別することなく普通の子供と同じように接している。
終盤ではAGEを強制的に徴収しようとするグレイプニルに対し、経済制裁等を受けることを承知で真っ向から拒否。最後までAGEやフィムを守るために奔走した。
余談
演者の庄司女史は初代GEにて、メインキャラクターの藤木コウタの母親を主に、女性主人公のボイスパターンとして出演している。
関連タグ
ヨハネス・フォン・シックザール ラケル・クラウディウス‥‥過去2作の上司キャラ。ただし、彼らが色々企んでいたのに対し、イルダは裏表のない真っ当な人物である。
ペイラー・榊‥‥1ではヨハネス死後、2ではラケル死後に主人公の上司になった人物。スタンスとしては彼女に近い。