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ゴッドイーター登場人物ソーマ・シックザールシオカップリング


シオは、アラガミ特有の急速な進化の末に生まれた人に限りなく近いアラガミ

対してソーマは、マーナガルム計画において、胎児の状態で母体を経由してP73偏食因子を埋め込まれた、いわゆる体の半分がアラガミの青年。

人ともアラガミとも言えぬ二人は、互いを最も理解していたのではないだろうか。






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以下、ネタバレ注意






限りなく人に近い知能・姿を有するアラガミであるシオを人類とアラガミとの共存の切り札と考えたペイラー・榊はソーマの所属する第一部隊のメンバーと共に、彼女を秘密裏にフェンリル極東支部に連れ帰る。

ソーマは当初、シオをアラガミ(敵)として扱っていたが、知らぬ間に第一部隊の誰よりも彼女と仲良くなり、名付け親になる・歌を教えるなどしていた



しかし、シオが終末捕食を引き起こす特異点を孕んだ存在であることが分かり、エイジス計画を進めるヨハネス・シックザール(ソーマの父)によって、ノヴァ(特異点を得て終末捕食を引き起こす)の眠るエイジス島に誘拐されてしまう。

ソーマ達がエイジス島に急いで駆け付けるも時すでに遅く、彼女の特異点(コア)はヨハネスによって抜かれてしまい、彼女の亡骸だけが残った状態となっていた。

終末捕食が行われると思ったその時、奇跡的にシオの意識が戻り、月で終末捕食を行う、とノヴァと共に月へ飛ぶ。


月へ飛ぶ際、繋がっていた彼女の亡骸とノヴァの中に取り込まれた特異点とを切り離す必要があった。シオはソーマに自身の亡骸を食べるよう頼み、「ありがとう」と言って月へ飛んでいった。


その後、ソーマの神機は本人曰く「天使の羽のように真っ白な色」になった。

シオはソーマの神機になったと言えるのかもしれない。



その後の作品では、ソーマが月に向かって話しかけたり、じっと見つめたりしている描写が幾つかある。


また、ゴッドイーター2にてソーマは、ラケル・クラウディウスと会った際、「もしかしてそれ(きつい冗談)が原因でお相手に月まで逃げられてしまったのですか?」と言われている。









そして、シオとの別れから16年後のゴッドイーター3で、「アイン」と名を変えて北欧で活動していたソーマは、親交のあるキャラバン「クリサンセマム」に所属するAGEの若者たちのチーム「ハウンド」と出会う。そしてAGEたちの一人(GE3の主人公)に懐く異形の少女がいた。

彼らはヒト型アラガミの少女「フィム」を「家族」として大切に扱っていたのだった。

昔の自分とシオを重ねたのか、ソーマは主人公に「彼女を、決して離すなよ」と声をかけた。


その言葉通り、彼らは数々の困難を経て、絶望的な状況を覆し、フィムと共に生きる未来をつかみ取った。そんな彼らを共に行動しながらソーマは陰ながら見守っている。

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