概要
デビューから25年以上を経過した10000系の後継・代替車両として開発された特急形車両。「Laview」の愛称を持つ。
西武のフラッグシップトレインとしての位置付けを明確にするため、丸みを帯びた斬新なエクステリアデザインを採用している。また形式名も「次の100年へ向けた出発点」という位置付けから100を逆から現した001を形式名に採用した。
1編成は8両。貫通扉も装備するなど、地下鉄線内にも入れる構造になっているが、現時点では乗り入れの予定はない。(デザイン処理的に車体下部に裾絞りがあるように見せているが、地下線規格のため2800mm未満に収まるよう、寸法自体は通勤車と同じ直線である)2018年度から製造を開始し、19年から池袋線系統で運行される。19年度末までに7本を導入し、10000系のうち池袋線所属の編成を置き換えることとなっている。
新宿線に導入されない理由は日中の小江戸の利用率が低い事、本川越駅の特急専用ホームが7両編成までしか対応していない事が要因である(同時に西武40000系が本川越駅方面の有料列車を運用しないのもそこ。)。
2020年1月現在は8両編成5本が在籍している。
車内設備として1号車には運転台とトイレなどが備えられており、2・3・4・6・7号車は共通設計で座席のみ。
5号車は中間車で唯一トイレがあり、8号車は運転台と座席のみの構成となっている。
番号形式は001-A1で、西武車両で初めてアルファベット番号を使用している。
2020年3月時点で8両編成7本在籍し、池袋線の定期列車はこちらのみとなっている。
編成は001-×1-001-×2-001-×3-001-×4001-×5-001-×6-001-×7-001-×8となっており、×の部分にはアルファベットが入る。