概要
北欧神話に登場する詩人の神。
最高神オーディンと女巨人グンレズとの間に生まれた神で、妻は黄金の林檎を管理する女神イズン。
オーディンによって舌にルーン文字を刻まれている為に非常に弁舌や歌に優れていたとされる。生誕の際に贈られた黄金の竪琴を贈られており、彼が竪琴を爪弾けば草花が咲き乱れる春の神としての側面も持つ。自分を侮辱したロキに対しては一度は諭して許す辺り、非常に寛大な性格であるが、ロキが尚も侮辱を続けたのでブラギは武器を手にし始め、あわや争い沙汰に発展しそうになったところをイズンに嗜められるなど、オーディンの息子らしい苛烈な面も持っている。