ジバクくん
じばくくん
概要
1998年5月号から2000年12月号にかけて連載。全28話。
ファミ通ブロスの漫画作品中でもその人気はかなり高い部類に入り、
同紙リニューアル後全盛期の屋台骨となった作品のひとつともいえる。
1999年にはTVアニメ化され、テレビ東京系にて放映。
ロックの世界以降の話は、アニオリ展開となり、ラスボスも異なるが、
柴田亜美のアニメ化作品では現在唯一、一応の終わりによる大団円を迎えている。
また、派生作とはいえ、柴田亜美作品では珍しく、女性キャラが多く登場した。
ストーリー
舞台は時計回りに分かれた12の世界から構成されている「ツェルブワールド」。
それぞれの世界には聖霊を操ることができる選ばれた12人の子供達、
通称「グレートチャイルド」(GC)が存在していた。
主人公である「爆」が先代のGC「炎」に命を救われるとともに精霊「ジバクくん」を預かり、
1の世界「ファスタ」のGCになったところから物語は始まる。
キャラクターとしての「ジバクくん」
主人公の持つ精霊(爆いわく「ナマモノ」)。
ピンク色のボール状の身体に濃い顔とリアルな手足が付いた独特の造形が特徴で、
喋ることはできないが「ヂヂィ」とこれまた独特の鳴き声を発する。
名前通り「自爆」できる(ジバクくん自身は被害を受けない)ことが特徴で、
その爆発能力を活かして爆の相棒(爆いわく「下僕」)として活躍する。
2の世界の「バーンビ」など、他の11人のGCにも同じような精霊が与えられている。
『ファミ通』で柴田が連載していた『ジャングル少年ジャン』に同じキャラクターが登場しており、
本作は一種のスピンオフ作品とみることもできる。
プレイステーション用ソフト『RPGツクール4』では召喚獣のアニメーションデータ内に、何故かこのキャラクターが入っている。
登場人物
CVはアニメ版のもの。