ポータブル国会
ぽーたぶるこっかい
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC15巻収録「ポータブル国会」。
国会議事堂のミニチュアのような外観のひみつ道具で、上部にポストのような投函口があり、この中に自分が考えた法律を書いた紙(水田わさび版アニメでは法律を書いた紙が入った法案袋)を入れると、その法律が自動的に日本の法律として施行される。
ただしどんな法律でも施行されるという訳ではなく、あまりに個人が有利になる法律や無茶な法律ばかりを実現させようとすると防衛機能が作動し、「カイサン!」という音声が流れた後に自爆してしまう。
音声は媒体によって変わり、原作及び大山のぶ代版アニメでは「カイサン!」、同アニメオリジナルエピソード「祝祭日をふやそう」では議員の騒ぎ声の後に「カイサンダ!」、水田版アニメでは「キョーコーサイケツ!キョーコーサイケツハンターイ!カイサン!」になっている。
この道具によって施行された法律が、自爆後に取り消されるかは不明(上記の「祝祭日をふやそう」では、自爆前に実現させた法律は自爆によって全て取り消されている)。
ドラえもんやのび太はこの道具で様々な法律を作ったのだが、のび太が無茶な法律を作ろうとした為、最終的にはポータブル国会が自爆してしまった。
上記の「祝祭日をふやそう」では「ミニミニ国会」という名称に変更されており、ドラえもん達は4月下旬から5月上旬の平日を好きな祝日へ変えた。しかしジャイアンが作った祝日「ジャイアンリサイタルの日」を見て、ドラえもん達は何とかリサイタルを回避しようと色々な法律を書いた紙をこの道具に入れた結果、やはり自爆を引き起こしてしまい、ドラえもん達が作った祝日は全て無効になってしまった。