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この項目にはスマートフォンアプリゲーム『Fate/Grand Order』の第二部5章後半の核心的なネタバレがあります。

概要

Fate/Grand Order第二部「Cosmos in the Lostbelt」のLostbeltNo.5後編「星間都市山脈オリュンポス」に登場する「原初神」。

ただし正確には神ではなく、ゼウスオリュンポス十二神の上位の存在というだけである。

容姿

詳しい描写はされていないが、作中では「ソラの瞳」と形容されている。

真名

カオス、ギリシャ神話の原初神。「大口を開けた」「空(から)の空間」とも。オルフェウスによれば、このカオスは有限なる存在全てを超越する無限を象徴しているという。

Fateの世界では、地球から生まれた古代メソポタミアの神々などと異なり、オリュンポスの神々は異なる宇宙の文明が生み出した宇宙航行艦の船団、機械生命体とも呼ぶべき存在だった。

カオスは彼ら全ての母艦であり、オリジナルなる存在。その正体は恒星を取り巻くダイソン球

異聞帯のゼウスに呼ばれたが、本体は「世界の外」ともいうべき宇宙における時空の空隙と一体になっており、汎人類史の存在である。

次元の隙間が発生し、そこからこちらを認識しない限りはこちらの宇宙に干渉することはない。

目的は「船団の維持」、その一点である。

本編中での活躍

カルデア一団に敗北したゼウスが自身の目的である「母星再生のために宇宙に飛び立つ」を果たすため、ケラウノスに時空断層を発生させ、カオスはそこから地球を認識。

反射行動でアレスを消滅させた後、船団の維持のため地球上の表層資源を吸い上げ、結果的に滅ぼそうした。

しかしロムルス=クィリヌスの援護を受けた武蔵ちゃんの総てをかけた一閃によって、決して絶たれる筈のない自身という「 」を切り裂かれ、虚空へと消え去った。

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