飛び蹴り
とびげり
跳び蹴りとは、格闘技・武道・武術で跳びあがってから対象(人など)に蹴りつける蹴り技。
概要
そのまんま「飛んで」「蹴る」技全般。「跳び蹴り」とも。
よく「体重が乗るため威力が強い」と」説明されるが、実際には威力はそれほど大きくならない。
空手の試割りがローキックであるように、体重が乗るといっても人間一人分はたかが知れており、軸足を支えて繰り出す蹴りには敵わない。
にもかかわらず威力が高く見えるのは、一つは筋肉を連動させるのが下手な素人であれば、実際に飛び蹴りのほうが威力が大きくなるケースがある点。
そしてもう一つは、飛ぶことにより人体の可動域や間合いを凌駕する位置に攻撃を当てられる点。
ローキックで狙えるのはふくらはぎ、せいぜい太ももであり、理論上最強の威力が出るといってもダメージはたかが知れている。
この問題を解決するために「飛ぶ」ことで上半身の急所、特に頭部を狙うことができるのが。実用上における飛び蹴りの最大の利点である。
フィクションにおける主な飛び蹴り
究極!ゲシュペンストキック(スーパーロボット大戦シリーズ)