概要
人狼機ウィンヴルガは綱島志朗による日本の漫画作品。秋田書店発行の『チャンピオンRED』にて2016年10月号より連載開始。同作者のジンキシリーズの精神を継承した作品となっている。
キャッチコピーは「残酷な世界で生き抜く、少女と人機の物語…」
そのコピーの通り、しょっぱなからハードめのバイオレンス・エロ描写も盛り込まれている。
あらすじ
いくつもの階層で成り立つ世界。
平和な街「ボイド・ミューラー」で平和に暮らす少女・真白。しかし「ドミネイター」の襲来でその平和も絶たれ、真白も身近な人々を失い窮地に立つ。
そんな彼女の怒りに呼応する謎の「人機」、それがウィンヴルガであった。
登場人物
- 真白・ミューラー
ヒロイン。ボイド・ミューラーで暮らしていたがドミネイターの来襲で捕らえられて妹のように可愛がっていた少女・マイを殺された怒りでウィンヴルガと呼応、搭乗者となる。
アヴァン・ルージュ
真白の住んでいた階層の1つ上の世界「ボイド・ティンベイ」でドミネイターと戦う女性の叛逆組織。
- ミドリ
- フォルカ
- 飛花・ルージュ
真白の友人、マイに似た少女。
ドミネイター
- 根室大二郎
大尉で元老院議長の息子。性格は姑息。真白とウィンヴルガに部隊を全滅させられるが、真白を陵辱したいと執着するようになる
エイト・ラウンズ
ドミネイターの中でも悪名高いという「第8独立部隊」。特殊な人機を扱う精鋭。
- ドールマン
隊長でグロリアの上司。娼館遊びで部隊の予算を浪費する困り者だが女性には紳士的。
- グロリア・ルイーズ
女性の大尉で、女性部下からの人気は高い。いずれ昇進して自分の部隊を持ち、酷い状況に置かれているドミネイターの女性兵士達を助けたいと思っている。生身の戦闘力も高く大柄な男性も一瞬で叩きのめして骨折させられる程。少女時代にドールマンに助けられており、彼の浪費には呆れつつも密かに想いを寄せている。
- ゼノン
戮王のパイロットである少年。
メカニック
人機
- ウィンヴルガ
- エルゴ
- エルゴカスタム
- 戮王甲壱式
用語
- ドミネイター
本作の悪組織で、男尊女卑の極めて強い社会。ボイド・ミューラーの人々を「モグラ」と呼び人間扱いしておらず、女性は陵辱し売買する。
男性の精子が強く通常の2倍、妊娠させる能力が強く避妊薬も40%しか効かない。