概要
「人機 星形三号機 ヴィンヴルガ」を正式名称とするメカ。
長らく街の「守人」として休眠状態にあり、遺跡のような状態になっていたが、当時は狼のような形状を取っていた。
意志を持っており、真白に語りかけることが出来る。
一人称は「俺」で真白には「ウィン」と呼ばれている。
ドミネイターの上層部から回収命令が出ていたようで、ドミネイターの兵士達曰く「「エイトラウンズ」が使う上位機」とのことである。
マイを殺された真白の怒りに呼応して目覚め、彼女を狼の口に銜えるようにして救出、狼のシルエットを現し、真白に「怒りを食うかわりに彼女に力を与える」ことを持ちかけ、人型のロボットへと変形し、彼女を搭乗者(操主)とする。
「人の感情を喰う」ことを好み、真白と呼応したのも彼女の怒りの感情を「旨い」と感じたが故らしいが…
カラーは青色を基調としている。
ステータス
伏位高機動形態
全高:12.60m
全長:14.49m
立位近接戦闘形態
全高:20.93m
基本重量:47.41t
主機出力:アイドリング時1200PS~不定
(最大出力は操主の感情ポテンシャルに依存)
主要構成材質:超重合発泡チタニウム
機能傾斜性多元物性樹脂
縮退性核子ナノプレート
高温超伝導合金
その他
機能
コクピット内では、搭乗者の生命維持と生活をある程度賄える。
搭乗者の怪我の治療ができる「メディックモード」ではコクピット内に液体が満たされ、胴体に穴が開く程の重傷でも治癒できる。
食物も周囲の有機物から精製可能で、衣服の洗濯もできる。
真白がコクピットにいないと直立型の形は保ちにくいようで、真白がいない時は狼型になっている。
エネルギー源は不明だが、人機の残骸を食べる。
武装
※ウィンヴルガ曰く色々あるらしいが、現時点で判明しているもののみを記載する。
プレスブラスト
両腰に搭載された小砲台。
通常時はいわゆる豆鉄砲だが、感情を込めれば込めるほど威力が増す。
真白が憎しみの感情を込めた時は、ドミネイターの量産人機エルゴを三発で撃破させるほどの威力を出した。
双剣(名称不明)
プレスブラストの砲部分を抜き、接続部分からビームの刀身が伸びることで完成する。
いわゆるビームサーベルと思われる。
その切れ味は隊長格の乗機エルゴカスタムを難なく両断するほど。
これも操主の感情ポテンシャル次第で切れ味が増すものと思われる。