概要
『Party Parrot』とは、虹色に光るオウムのgifアニメであり、
絶滅危惧種であるオウム、カカポを特集したBBCの番組の1シーンである。
この姿をゲーミング化元にして作られたgifアニメが
海外を中心にSlackなどで使われるリアクションとして流行し、
2016年にはcultofthepartyparrot.comexitという
多くのgifを集めたコミュニティサイトが作られるなど広がりを見せていた。
pixivではスペースはアンド検索に入ってしまうため
ここでは『party_parrot』と表記する。
日本では…
2018年9月30日、Twitterにて
「ファック(@FUCKDESUNE)」と名乗るアカウントが
#ITSUMOFUCKというハッシュタグで
定期的にこのParty Parrotを主役とした一昔前のflash臭のする動画を投稿し
一定の支持を得ていたが、2020年4月11日、ある日投稿した
『Party Parrotが「ちんちん」や「セックス」と発言するツイート』が
なんと奇しくもバズってしまったのだ。
そして同年4月14日以降も
別のユーザーによって複数制作され、大きな話題となる。
そのため、これらの動画が大きくバズったことにより、
下ネタで盛り上がる鳥という印象が
日本のライトなネットユーザーの間で広まることとなる。
変な属性が独り歩きしてしまったため
SlackやDiscordなどで親しみのあったユーザーからは
困惑する声も上がっており、
問題の動画を投稿したネッコ(@neko_kk2)氏は
「出来ることならITSUMOFUCKタグはなるべく付けず、
#TINTINparrotで上げてくれると助かります!」と述べている。
なお、これを見た外国人は「やっぱ日本人ヤベェわ」と感じたらしい。
でも元の動きが求愛行動だから急に下ネタに結びつけられた訳ではない。
ちなみに…
前述のcultofthepartyparrot.comの冒頭にある
「PARTY OR DIE(パーティーしないと死)」という言葉には、
単なる勢いの他にカカポの絶滅を危惧するという意味も込められている。
カカポのつがい探しはいわゆる『合コン』であり、
できなかった場合は絶滅もありうる
まさに命懸けの合コンでもある。
生存競争って大変だな…
なお、同サイトにはカカポの保護活動を行う
ニュージーランドの組織への寄付のリンクが貼られており、
誰でもカカポを応援できるので気になる方は
関連リンクからアクセスしていただきたい。
関連リンク
Party Parrot とは 〜イカれたオウムの歴史を紐解く〜 - Qiita