「……了解。」
「まだ終わりではない。」
概要
タワーディフェンス・ゲーム「アークナイツ」の敵キャラクター。
レユニオン・ムーブメントの幹部。0章10話から登場。
高い戦闘能力と迷彩アーツと強力な狙撃弾アーツを有するクロスボウ狙撃歩兵。
迷彩ボウガン部隊を率いる、ゲーム的にもロドスの前にたびたび立ちふさがる強敵。
ゲーム内紹介
ファウスト、レユニオンの狙撃歩兵にして幹部。
通常はメフィストと行動を共にする。
超遠距離の攻撃でオペレーターに大ダメージを与える。
特別な方法で召喚したバリスタで奇襲や高威力の攻撃を行う。
ロドスで例えるならファイアーウォッチタイプだがMAP全域を狙撃できるトンでも狙撃兵。
しかもブロックされず、出場後一定期間内に無敵状態になったり
戦場内の隠しバリスタ(コーヒーを淹れる職業ではなく据え置き式の弩砲)を召喚したり、
特定の周期で倍以上のダメージの射撃が行える。
射程がとてつもなく長いため攻撃範囲外に逃れる事は出来ず、
倒すかゴールするまで延々と攻撃を飛ばしてくる難敵。
最後に配置したオペレーターを狙ってくるので、強化射撃でワンパンされてしまう
遠距離タイプのオペレーターの配置順は最後にしないように。
人物
ウルサス出身。黒い髪とウロコのある肌と尻尾とアーツユニット製のクロスボウが特徴の少年。
友人メフィストとは逆に普段は言葉や発言は少なめだが、しゃべるときは結構しゃべる。
敵味方共に被害は最小限に抑えたいと考えており、
撤退時や非常事態が起こった際には自身の身を呈してでもメフィストと部下の安全を
第一に優先するため部下からの信望は厚く、組織内では若輩ながら尊敬されている。
仲間のレユニオン幹部はパトリオットとフロストノヴァが彼の師匠であり、信頼がある様子。
メフィストには常に影のように付き従い、彼の望むことは何でもしてやりたいと思っている一方で
彼の残虐な蛮行には胸を痛めている。
3章では故意に龍門近衛局に捕らえられた後、近衛局を占拠。潜入任務もこなす。
5章アニメPVでは狙撃兵の身ながらも龍門近衛局の特別督察隊隊長のチェンと1VS1で
互角に戦う様子など身体能力や戦闘能力の高さもうかがえる。
種族は不明。大陸版では、蛇か西洋竜など有鱗目科の種族あたりではないかと推測されている。
ネタバレ注意
以下ゲームのネタバレがあります。
過去
6章6話(6-6)は一話全てファウストとメフィストの過去の話であり、
彼らの本名やレユニオン加入の経緯が判明する。
本名、サーシャ
幼少期は家も家族も無く、下水道に一人で棲むストリートチルドレンだった。
パンを与えてくれたメフィストをいじめる子供達を殴って助けたことで以後2人は友人となり、
彼の唄を聴いたり本の読み方を教わったり、一緒に遊んですごすようになる。
やがてメフィストが彼の家族から苛烈な暴力の虐待を受けていることに気がついたが、
寒く汚い下水に棲む自分と同じ境遇に、家のあるメフィストがなることは薦められずにいた。
メフィストには微笑んでいてほしいと言ったところ虐待がエスカレートする切っ掛けになり
以後ファウストの口数は少なくなる。
この時点で2人で逃げていれば運命は変わっていただろうか、自分はメフィストに何もしてやれず、役立たずだったとファウストは後に強く後悔している。
メフィストが虐待によって感染者となり歌声を失い、発現したアーツ操作で家族を殺した事を知り
もう二度とこんな復讐をしないですむように、メフィストの本当の願い、もう一度唄う事と
2人で安心して住める場所をみつけるため、自らオリジニウム源石を呑んで共に感染者として
生きることを決めた。
2人で一緒に生きていこうとウルサスの街からメフィストを連れ出す。
その後、感染者グループだった頃のレユニオンのリーダー、タルラと出会う。
彼女をメフィストが信奉するようになり、後、変貌した彼女に自分達は利用されていると
思うもメフィストを守り、一緒に生きるためレユニオンに残る。
わずか4、5年ほどで狙撃部隊を率いる幹部になるまで強くなった。
メフィストはタルラに促され自分でメフィストの名を選んだが、
彼がファウストを名乗るようになった経緯は不明。
(ファウストはドイツ語で拳骨、砲の意味を持つ)
最期
龍門の戦闘にて敗北し、増援がこない(タルラにはめられた)ことに気がつく。
最後の願いとして一人でも生きて欲しいとメフィストを逃がすため部下に彼を託し
対ロドス戦に残り、許容以上のステルスアーツを強行して死亡。
壊れたファウストのクロスボウはロドスが回収した。
結果として2人で共に生きることよりも自身の名誉の死を望むようになり、
復讐心に狂ったメフィストをファウストとしては望むことを諦めたが、
サーシャとして命をかけてイーノーを守ることを選んだ。
しかし皮肉にも自身の死がメフィストの精神を死亡させたことを彼は知らない。