風邪村一樹
かぜむらいっき
概要
身長223cm、体重111kgの恵体に武道を修め、大学では主席で卒業する文武両道の青年。
弓道8段・剣道5段、書道師範・茶道師範の資格を持つ。古い時代から存在する名家「風邪村」の家系に生まれ、
大学卒業後に皇宮護衛官となったが、風邪村の家系にまれに現われる奇病が発症し、全身の筋肉を動かせなくなってしまう。
風邪村の財力により療養に最高の環境が備えられていたが、無力感と焦燥感をなだめることはできなかった。
彼は祖先や周囲への恩義、祖国を守るという目的を果たすため、M.O.手術を受ける決断をする。
一族の者からは反対され、手術を担当する病院にもしやったら地元に居れなくすると脅迫する者もいたが、実行され成功。
執刀医であり幼なじみでもある海老塚萌子は、その後も担当医として一樹の面倒を見ている。
手術により動けるようにはなったが、症状の進行によりまた体が動かせなくなる、という状況であり、そのたびにM.O.手術を繰り返している。
複数の手術ベースを持つ被験者は他にもいるが、彼の場合8種を超える生別種の能力が移植されている。
能力
手術ベースは分類の垣根をも越えて網羅されており、「複合実験型」に分類される。
現在判明しているのは手術ベースは女郎蜘蛛(ジョロウグモ)、烏、アナコンダ、コモドオオトカゲ、ヤマアラシ、ムネマダラトラカミキリ、モウコノウマ、本土狸。
人為変態すると常に複数種のベースが混じり合った姿となる。
なおかつ「過剰変態」状態でもあり、極めて強力な再生能力も発揮する。
コードネームは『人為鵺(マスティコア)』。マスティコアとはカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング>MTG]]』に登場するアーティファクト・クリーチャー、またその元ネタであり伝説の生物「マンティコア」
デメリットと再生能力のほか、任意の対象にダメージを与える「飛び道具」的な能力を持ち、人為変態後も弓矢を扱う一樹と重なる点がある。