本来の意味
そもそも、忍者の世界にヒエラルキーが明確に定まっていたかどうかも後世の創作なのではないかと言われているくらい怪しいのではあるが、一応定義としては中忍などの命を受け、実際に諜報活動を行う忍者という認識でよろしい。
現存する資料によれば多くは農民として身を隠し、命があれば忍者として活動するという生活を送っていた…らしい。そのため裏が普通の作業服になっているリバーシブル忍者服が人気だった…と書かれている。ホントかよ。
NARUTOの世界における『下忍』
忍者の里におけるプロ忍者の最下層。中忍・上忍の命を受け行動する。
忍者学校を卒業し、中忍や上忍の指定した試験を3人1組で受験し、許しを得ると里に忍者として登録される。プロの証がその里のマークを模した額当てであり、アマチュアが付けることは許されない(明確な罰則規定は無い)。この卒業試験は倍率3倍とかなり難易度が高く、失敗すればまた忍者学校に戻される。
下忍が単独行動することはまずなく、基本的には採用試験の試験官の下でスリーマンセルを組み依頼を受けるのが主な業務内容となる。任務にはランクが存在し、下忍は直接命がどうこうなるレベルではないCやDの任務を受けるのが一般的。
任務成功回数が多かったり、際立って実力が高い下忍は、上記班長の推薦で中忍試験を受けることができる(勿論3人1組だが、別々の班の3人が組んで受験することは可能)。
本作においては「中忍こそベテラン、下忍はまだまだルーキー」という認識が一般的であり、ガイの父マイト・ダイやアニオリのコスケ爺さんのように壮年以降も下忍のままだとかなりのロートル扱いされてしまうようである。