概要
7歳以下の孤児を集め、10年以上をかけて暗殺者を育て上げ、闇社会に出荷する工場。
忍者の里では1日72時間と6時間睡眠。食事には味がなく、外部の情報を完全に遮断され、殺人術を学習するためだけの機械と化して毎日を過ごす。
喜怒哀楽を表に出すことを許されず、感情が死んだ者は優秀とされた。
抜け出そうとしたものには厳しい懲罰があるが、商品である彼らは決して殺されることはない。
さらに里には特殊な結界が張られており、外部からは絶対に辿り着ける場所ではないらしい。
音速のソニックや閃光のフラッシュの出身母体であり、14撃目でソニックから言及され、115撃目でフラッシュから詳細が語られた。
フラッシュ曰く、地獄と呼ぶに相応しい環境。
なお村田版第135話に登場するA級ヒーローシャドーリングは別の場所で忍術を学んでおり、忍者の里には女がいなかったとフラッシュが語っている。
終わりの44期生である閃光のフラッシュにより、教官及び同期生を殺害されたことで現在は壊滅したとされている。
里の卒業生、関係者
原作版115撃目にて多くの関係者が登場。かつての卒業生達が集い、戦闘に特化したエリート暗殺チーム「忍天堂」として動き出す。
リメイク版では里の最上位忍者「上忍」を上回る「天忍」のみで結成された「天忍党」と名乗っている。流石に露骨すぎたのだろうか。
総勢21名の紹介を1ページでしている。「思ったより多かった…」BYソニック
あの御方
里の創設者であり、最強の忍者と呼ばれる人物。15年前にブラストとの戦いで意識を失い、現在まで回復カプセルにて休眠していた。忍天堂が動き出したのは、彼が目覚めたことが大きいらしい。
非常に冷酷で戦闘能力も幻想の如きものらしいが、忍者たちの間ではとある噂が流れている……。
里出身の忍者達
作中に登場した者のみ。太字はとなりのヤングジャンプ版にも登場したキャラクター。
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因みに卒業生は全員「二字熟語+英単語で構成された重言」という特徴的な名を名乗っているが、これは作中では「忍符号」と呼ばれ、いわゆるコードネームのような扱いであると判明した。これまで「頭痛が痛い」(ジェノス談)、「骨折が折れた」(マナコ談)などと散々名前でいじられてきた彼らだが、彼らのセンスの問題ではなかったようだ。
作中での活動
5歳で親に売られてきたフラッシュと施設内で産まれたソニックは共に研鑽した同期生であり、ソニックは施設のトップになって体制を変え、孤児を自由に育てるという夢をフラッシュに語っていた。
しかしフラッシュは悪の芽を断つべく卒業検定の日に教官ら施設関係者とソニック以外の同期生を皆殺しにして里は壊滅。フラッシュらの代は「終わりの44期」となった。
また、ウィンドとフレイムは村田版が初出で、怪人協会編がソニックとの初対面となっている。この後に原作でも登場し、ソニックとの初対面は怪人協会編後となっている。
忍天党(天忍党)の忍者たちは復活したあの御方を党首に迎え世界を牛耳ろうと画策。
音速のソニックを利用し、里の裏切り者である閃光のフラッシュを討とうとするか、音速のソニックと閃光のフラッシュの2人により全滅。(リメイク版では疾風のウィンドと業火のフレイムは怪人化解除のサンプルとして生け捕りにされている。
実態
この先重大なネタバレを含みます
暗殺者を育成する機関としてあの御方により立ち上げられた組織てあるが、その実態は神の代行者・神格者に相応しい人材を育てる為のフロント組織であった。
里の立ち入り禁止区域には神のオーパーツが保管されている。
かつてブラストの相棒であったあの御方は神の手に堕ち怪人と成り果てており、神の尖兵として多くの若者の命を奪い続けていたのである。
15年前のブラストとの戦いで深手を追ったあの御方は回復カプセルに収容されている間にも暗殺者たちは育成され続けたが、閃光のフラッシュの反乱に加え、ブラストの襲撃により44期生の頃にようやく壊滅した。