概要
未来日記の6人目の使用者。6thとも。
桜見市に本部を置く、信者千人以上の新興宗教『御目方教』の巫女兼現教祖。信者達からは"御目方様"と呼ばれている。生まれつき重度の弱視で、普段は教団本部にある巨大な座敷牢内で生活している。信者を使い、逃走中だった9th雨流みねねを捕える。その後自身にDEAD ENDフラグが立ったことを理由に、9thを材料に雪輝達に手を組もうと提案する。あのヤンデレの目の前で『雪輝くんを私にください』と言ったスゴい人。
右目は基本的につむった状態であり、なおかつ常に前髪で隠している。
穏やかな物腰だが一般信者に対する統率力は高く、12thの催眠術で混乱した信者達を一喝で正気に戻している。
また、前教祖であった両親の死後傾いた教団建て直しのために、後見人によって信者達の慰み者にされている。そのため内心では『こんな世界はなくていい』という強い憎悪を抱えている。
日記
所有する日記は『千里眼日記』。
千を越える信者達からの教祖への未来の報告が表示される巻物。
全日記中でも最大級の情報量を誇り、その性質から遠隔地の予知も可能。
ただし誤情報の判別が出来ず、報告を全て信じる前提でないと使えない。そのため撹乱や裏切りには極端に弱く、12thは天敵。
逆に物量で押し切れるため、9thにはとても相性が良い。
…報告の中には『犬に噛まれた』、『犬の散歩をした』、『酔っぱらいに絡まれた』などといった、相当どうでもいい内容もたくさんある。日記の形状が巻物で、加えて彼女は目が悪いため、必要な情報を探すだけでもかなりの労力だと思われる。ただ本編ではスラスラ見つけていたため、何かコツや技術があるのかもしれない。
外伝での扱い
本編での出番は多くないが、二冊ある外伝『未来日記モザイク』、『パラドックス』双方に登場した。『モザイク』では完全な端役で、教団のよりダークな部分が描かれたのみだが、『パラドックス』ではゲストヒロインにまで昇格した。この時イケメンには結構弱いということが判明している。