概要
操作方法
これまでと同じく、撃って隠れるをコンセプトにしたガンシューティングゲーム。
筐体の下にあるペダルを踏むと物陰から出て攻撃でき、離すと物陰に隠れ敵の攻撃をやりすごすことができる。また隠れると同時に弾薬のリロードがなされる。
新機能として、隠れた時(ペダルを放した時)にトリガーを引くと、武器が切り替わる「武器チェンジ機能」が追加された。これによりハンドガンを含む4つの武器を状況に応じて切り替えながらゲームを進めて行く事が可能になった。但しハンドガン以外の武器は、「アイテム兵」と呼ばれる特定の敵を倒さないと弾薬が補充出来ない。
またボスキャラ以外にも耐久力を有した敵(ライフゲージが表示される)が増えており、攻略にはかなりの労力を要する。
武器
- ハンドガン:デフォルトの武器。最大保有弾数9発。
- マシンガン:トリガーを引き続ける事で連射が可能。最大保有弾数200発。
- ショットガン:1発の弾が5つに分裂する。遠距離攻撃では広範囲にダメージを与えられ、至近距離攻撃でも耐久力のある敵を最小限の攻撃で倒せる。最大保有弾数50発。
- グレネード:主に対物目標に絶大な効果を発揮する、一番強力な武器。最大保有弾数5発だが、アイテム兵を撃っても出現が非常に少ない。
ストーリー
自らは独立した主権国家であると主張する地中海の小国『ルカノ』
そのルカノが自国領土の一部と主張する『ザゴリアス連邦』
両国間では長年、領土問題及び独立問題がくすぶっていた。
一向に解決しないこの問題に苛立ったザゴリアス連邦のタカ派の軍人ジオルジョ・ゾット将軍は、ザゴリアス連邦軍によるルカノ侵攻作戦を決定。
国際的な非難が集まる中、両国間の緩衝地帯とされていたルカノ領のリゾート地アスティゴス島に、ザゴリアス連邦軍空挺部隊による奇襲攻撃を開始。
揚陸部隊も投入し、武力による同島の制圧作戦を開始した。
ルカノ側もすぐさま応戦。ルカノ独立解放軍による抵抗運動が開始され、『アスティゴス島紛争』は本格的軍事衝突へと発展。
だが物量で圧倒的に勝る連邦軍の前に、解放軍は一時撤退を余儀なくされる。
この地域は各国の利害が対立する為、国連(国際連合)による多国籍軍の投入に向けた調整も難航。
その間に連邦軍は、アスティゴス島のおよそ8割の地域を占領した。
アスティゴス島の実効支配開始から3ヶ月後、アスティゴス島の奪還を企図する解放軍は、同島に戦術弾道ミサイルが配備されたとの情報を入手。
解放軍のダニエル・ウィンストン司令官は自ら調査・破壊作戦を立案し、数名の部下と共に極秘裏にアスティゴス島への侵入を開始した。
だがこの作戦はルカノを裏切った副官ジェイク・ヘルナンデスにより連邦側にキャッチされており、ダニエルは共に潜入した解放軍兵士と共に連邦軍に拘束されてしまう。更に連邦軍は、ダニエル等の身柄と引き換えに、解放軍の降伏を要求してきた。
解放軍女性兵士であるダニエルの妹アリシア・ウィンストンは、ダニエルら捕虜の救出とミサイルの破壊を試みて単身アスティゴス島に潜入。
島の連邦軍前線基地にて、配備されているミサイルの正体が、核弾頭搭載の戦略核ミサイルであるという情報を入手。国際特殊諜報機関『VSSE』に通報する。
ザゴリアス連邦の一連の軍事行動に疑問を抱き、独自に調査を進めていたVSSEは、この通報を受け、
「当事国のルカノのみならず、周辺諸国の軍事バランスにも大きな脅威をもたらす」
と判断。問題解決の為に2人のエージェントをアスティゴス島に派遣するのであった。
キャラクター
味方キャラクター
VSSEエージェント
若手エージェントの中でも著しい成長が期待されているホープ。
VSSEエージェント
射撃・格闘術同期トップクラスの戦闘能力と工学博士の肩書を併せ持つ。
ルカノ独立解放軍兵士。司令官ダニエルの妹。
スナイパーライフルによる狙撃と接近格闘術を得意とする。
- ダニエル・ウィンストン
ルカノ独立解放軍司令官。
ジェイクの裏切りに遭い、部下と共に拘束される。
敵キャラクター
ザゴリアス連邦軍
- ビクター・ザン
連邦軍幹部。
ティルトローターを操る、筋骨隆々で赤毛の巨漢。
- ランディー・ギャレット
ザゴリアス連邦の殺し屋。熊手状の爪を武器とする近接戦闘兵グループのリーダー格。
右手にロケットランチャーも装備し、アクロバティックな動きと共に相手を翻弄させる。
- ジオルジョ・ゾット将軍
ザゴリアス連邦軍最高司令官。今回の事件の首謀者。
過激且つ急進的な軍国主義思想家。
連邦軍協力者
- ジェイク・ヘルナンデス
独立解放軍の副官だったが、「解放軍では金にならない」として裏切り、連邦軍側に付いた。
VSSEの介入に備え、連邦軍が雇い入れた、国籍・年齢共に不明の伝説の殺し屋。
火炎放射器やロケットランチャーにもなる義手を装着してVSSEに三度対峙する。
今作が初登場となるワイルド・ドッグの弟子。
重量物だろうとお構いなしに蹴り飛ばしてくる、危険な敵。