概要
『イース』のアドルとフィーナのカップリング。
当時はドット絵のみの演出で(当然顔CGもイベントもなし)、フィーナの登場時はあまり印象に残らなかったプレイヤーも多かった。当時はドット絵が主流でイベントCGはおろか立ち絵CGもなく、エターナルで見られたフィーナの存在を印象付ける立ち絵CGや数々の演出やイベントはまったくなかったのも一因であるが…。
だが、イース2のエンディングでフィーナがイベントCGで登場し、さらに「お別れです」と涙を流し、それを複雑な表情で見つめるアドル…というシーンによって、人間と女神の悲恋という衝撃の展開と結末を見せつけて、大勢のファンの心をわしづかみにした。
アドフィーが公認カップルなのは、当時発売されたドラマCD『サラウンドシアター・イース』におけるアドルとフィーナのやりとりからも明らかである。尺の都合があったとはいえ、レアやリリアを除外してまでアドルとフィーナだけ(二人だけの世界)にしたのは、ゲームで描き切れなかった二人の関係を表現して伝えたい制作スタッフたちの意図があったと思われる。