概要
本作の主人公の一人で、触れた者に不運を呼び込む少女。人と関わることを諦め命を絶とうとしていたが、不死の男との出会いをきっかけに再び幸せを掴むために生きることとなった。
プロフィール
年齢 | 18 |
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身長 | 155ない位 |
体重 | 言いたくない |
趣味 | 少女漫画 ゲーム |
特技 | 人の間をすり抜ける |
好物 | ワサビ入ってないお寿司 |
能力 | 不運 -UNLUCK- |
容姿
黒髪で童顔の少女。出るとこはしっかり出ている。「GOOD LUCK」のワッペンのついたニット帽を被る、長袖ジャージや長ズボンを着用するなど、不運の能力を発動させないために露出の少ない服装をしている。元々は理髪店にも行けなかったため足先まで伸びた長髪を服の中にしまっていたが、アンディに散髪されて以降はショートカットになった。組織(ユニオン)加入後は共通装備のネクタイとシャツを着用し、ジーナの形見であるスーツを腰に巻いている(最初は普通に着ようとしたがバストがきつくてボタンがはじけ飛んだ)。証(エンブレム)は左胸のポケットに付けている。
人物
後述の過去から人と関りを避けていたが、根は明るい性格。しかし「不運体質」のため10年も引きこもりするほどインドアな生活を余儀なくされた。引きこもり由来の引っ込み思案なとこもあるが、ふとした点を疑問に出す着眼点の鋭さ、UMA相手に啖呵を切る度胸、ここぞという場面で発揮する思い切りの良さがあり、敵の攻略に役立っている。
女の子らしいオシャレや恋に憧れを持っており、それが生きる理由となっている。引きこもり期間に少女漫画にのめり込んでいたため、ベタな殺し文句やお姫様抱っこ・アゴクイッなどの身体接触で簡単にドキドキしてしまうなどのチョロい部分がある。
過去
風子がまだ8才の頃。両親の海外出張を空港で見送った時のこと。一週間も留守にしてしまう話で、愛しさから家族は沢山の抱擁を交わした…
その数十分後…
光に照らされて呆然とあっけにとられるような表情の風子(8才)。幼子の目の前で豪炎に巻き込まれる飛行機。それは人や生物が生き残れないと思えるような凄まじい光景だった…。
原因不明のエンジントラブル。機体は爆発炎上し両親含め二百七十人が死んだ。
能力
「くるよ!不運が!」
不運 -UNLUCK-
他対象 強制発動型
触れた相手に不運を発生させる。
不運のルールは完全には解明されていないが、現状では以下のような特徴が判明している。
- 不運は対象との『接触面積』『接触時間』『好感度』『接触の価値』によって強度が決定される。接触の価値とは風子がどれだけその接触に心を揺らしたか、であり、例えば『抱擁』と『口づけ』では後者の方が不運が強くなる。
- 布越しに触れるなど、直接でない接触では不運は発動しない。
- 不運は、外部からのダメージと言う形で発生する。何かがぶつかる、爆発やマグマの噴出に巻き込まれる、など。内部からのダメージ(心臓麻痺や病気など)やダメージ以外の不運(財布を無くすなど)は発生しない。
- 不運は基本的に周囲の物を利用して発生する。だが、強度に見合った不運の種が近くになければ、遠くの物を強引に引き寄せてでも不運を発生させる。これを利用し、近くに大きな不運の種がある時に強度の高い接触を行えば、その不運を意図的に選択して発生させる事が可能となる。
- 強度の高い不運は対象の周囲を巻き込む。好感度と接触の価値次第では、現時点でも一瞬の接触で町ひとつを消し飛ばすレベルの災害を起こせる。
- 対象が不運の発動を望んでいたとしても(つまり、それが対象にとって不運ではなく幸運であっても)、能力は問題なく発動する。
- 不運は連鎖する場合がある。作中初めて発動した不運も、足場が崩れて落下→電車に激突、と言う二段階の連鎖であった。
好感度が低くなるであろう敵に対しては全くの無力のため、風子自身は今後の任務の足手まといにならないかと不安を感じている。
ただし現時点でも、かなりの好感度を抱くアンディが接触した場合、その周囲を壊滅させる威力の不運が訪れるため、敵を巻き添えにする特攻を仕掛けることができる。
余談
名前の由来はおそらく、
いずもふうこ → いつもふこう(不幸)
第1話で呼んでいた推し少女漫画は「君に伝われ(作・安野 雲)」である。風子が一月近く眠っている間にアンディも全101巻を読破しており、好評だった。
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ミスフォーチュン(misfortune)・・・英語で不幸を意味する単語