マッドサンダーはゼネバス帝国で無敵を誇った最強ゾイドデスザウラーを撃破するためにヘリック共和国が開発したトリケラトプス型超大型ゾイドである
中央大陸戦争末期、ヘリック共和国はゼネバス帝国を圧倒し、帝国は追い詰められ暗黒大陸からガイロス帝国の支援を受けて反撃を開始、緒戦を制し、帝国領を奪還。共和国軍は思わぬ苦戦を受け、シールドライガーをロールアウトし戦況を支える事に成功する
しかし翌年には帝国の恐竜型ゾイド・デスザウラーがロールアウトされ、ゴジュラス数十機を基地ごと破壊する破壊力の前にウルトラザウルスをも撃破され、共和国首都は陥落。共和国軍は執拗なゲリラ戦を展開して帝国軍を迎撃、戦況は2年間の膠着状態が続く。その後新型ゾイドディバイソンを中心に占領地への反撃作戦を開始する。
翌年に帝国に囚われていたゾイド設計の権威であるチェスター教授が救出され、彼を中心として対デスザウラー用ゾイドの設計・開発が行われる
開発が始まった翌年、遂に対デスザウラー用決戦ゾイド・マッドサンダーがロールアウトされ、首都奪還作戦が発動される。
共和国首都において、改造デスザウラー「デスファイター」を撃破し首都奪回に成功する。
首都奪回から2年後、共和国軍マッドサンダー師団は帝国首都を包囲、改造デスザウラー「デスクロス」を撃破し帝国首都の占領に成功する。
以上が中央大陸戦争におけるマッドサンダーの経緯と戦跡である
搭載兵装においては、頭部には反荷電粒子シールドを装備し特殊セラミックス振動体を内蔵することでデスザウラーの最強火器である荷電粒子砲を無効化・吸収することができ、主兵装である2本の巨大ドリルの角、マグネーザーはデスザウラーの重装甲を貫くに十分な威力を持たせることに成功。機体背部にある大型機関ハイパーローリングチャージャーによって長時間の戦闘を行うことも可能となっており。攻防一体の優れた性能を実現。
また強固かつ重厚な装甲を装備しており、初陣においてはゴジュラスと同等以上の性能を持ち、多数の共和国軍ゾイドを撃破してきたアイアンコングの攻撃を物ともせず、基地ごとアイアンコングを撃破している
実質的に帝国を滅亡に追いやった機体であり、その後も長きに渡って共和国軍主力として配備されていくこととなる