ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

スペースネットの編集履歴

2020-06-29 11:46:58 バージョン

スペースネット

すぺーすねっと

2001年3月16日に株式会社イマジニアから発売されたゲームソフト。ゲームボーイカラー専用。

ゲーム概要

ゲームボーイカラー専用ソフト。「コスモレッド」「コスモブルー」の2バージョンがある。

宇宙調査機関ISNAのエージェントとなった主人公が、危機的状況に陥った惑星系“レインボー星系”を救う旅に出るRPG。レインボー星系では謎の軍団“クラッカーズ”が星系征服のために悪事を働いており、ボスであるクラッカー皇帝の野望を阻止することが主人公の目的となる。


このゲームは『サンリオタイムネット』の後続作品であり、世界観は異なるものの登場キャラクターやシステムが一部引き継がれている。(サンリオキャラクターは出てこない)


シナリオ原案は直木賞作家の桜庭一樹氏(山田桜丸 名義)、オリジナルキャラクターデザインはアニメ演出家・監督の宮尾佳和氏が担当。

ストーリー

「西暦2000年8月、我々ISNAは、未知の星系・レインボー星系からのSOS信号をキャッチした。

我々は、すぐに数人のエージェントを出動させ、レインボー星系にある7つの惑星が、クラッカーズと名乗るナゾの軍団に襲われ、とても危険な状態にあることをつきとめた。

事態を重く見た我々は、レインボー星系の救出作戦に参加してくれるエージェントを緊急募集することを決定した。この作戦は数々の障害が予想される危険な任務だ。

しかし、それらの困難を乗り越え、我々とともにクラッカーズ軍団の魔の手からレインボー星系を救い出してほしい。

キミの勇気ある志願を待つ!」

(『スペースネット公式パーフェクトガイド』より引用)

冒険の地

主人公はコクピットのワープシステムを使用し各惑星を行き来する。中心のレインボー恒星は太陽よりやや大きい。

レインボー星系

レッド星

レインボー恒星に最も近い極熱の星。そのままの状態では生命体の居住に適していない。


オレンジ星

大気のほとんどが二酸化炭素の星。レッド星ほどではないが非常に熱い砂漠の星。


イエロー星

オレンジ星と似ているが大気環境の違いから植物の自生がみられる。


グリーン星

地表の大半が森と湖の豊かな星。多くの種族にとって過ごしやすい環境。


ブルー星

ガスで構成された星で、生命体は直径50km程度の球体コロニーに居住している。


インディゴ星

ほとんどが海の星で、海洋生物が住んでいる。大気の8割が水素。


パープル星

建築物さえも凍りつく極寒の星。地表のほとんどは氷で覆われている。

レインボー星系以外

地球

主人公が帰還する星。


シルバー星

ワームホールを通って辿り着く小さな星。常に暗雲が立ち込め雷が鳴り響く。クラッカー皇帝の城がある。


ゴールド星

ワームホールを通って辿り着く小さな星。晴れ渡る空と緑の美しいクロノス族(時の老人)の故郷。

※奥に建造物があるが入る手段はない。


デュナミス

ワームホールを経由する星に向かう際に低確率でワープ事故が発生して辿り着く星。


登場キャラクター

ISNAの人々

司令官

ISNAの司令官。レインボー星系救出作戦の司令塔の男性。


アンジー

ISNAの司令官補佐。作戦の陣頭指揮をとる女性。


博士

ISNAの研究所にいる。道具の開発や解析を担当。


AI

エージェントの冒険を助ける人工知能。冒険に同行。語尾がカタカナになる。


シェン

ISNAの凄腕エージェント。冒険中に何度も主人公を助けてくれる謎のエージェント。


カイト

ISNAのエージェントで、主人公をライバル視する。対のゲームソフトの主人公の姿で登場。

主な味方の宇宙人

※名前の横のカッコ内は種族名


ゾンゾラ(クロノス107星)

サンリオタイムネットの“時の老人”と同じ姿をしたクロノス族の老人。レインボー星系に詳しく、様々な助言で主人公の冒険を助ける。昔はゴールド星に住んでいた。ブルー星に息子がいる。


イスシス(クレオラ)

オレンジ星ソラーレの女王。突如現れた偽者の自分に国を追い出されてしまう。ゾンゾラにかくまわれ、主人公達エージェントや先祖の魂の協力を得て偽者の正体を暴こうとする。「さすが王家!死んでも子孫を守るとは!」


フラウ(ヌーパー)

インディゴ星オラヌの街在住。花を育てるのが得意なおばあちゃん。惚れっぽい上に惚れた相手には非常にしつこく、具合の悪くなった主人公を病院や道具屋まで追いかけてくる。


リック(ペングラス)

インディゴ星の子供海賊。船に乗せてくれたり、冒険に必要なパーツをくれたりする。怖いのは苦手で、幽霊屋敷に行くことは拒否した。


バサラ(バサディアン)

ブルー星のヌシ。正義感にあふれ、星の平和を望むがゆえにコアを持ち去り混乱を招いてしまう。主人公の選択次第では仲間になってくれる。サンリオタイムネットにも登場したバサディアン族。


バンバラバッハ(クロノス)

ブルー星デセルトの闇市をつくった男。冒険に必要なアイテムを何度かくれる。ゾンゾラの息子で、特徴的な喋りかたを受け継いでいる。ゾンゾラの執り行う成人の儀式から逃げ出してきたが、本当は親父思いであり主人公に手紙を託す。


バリン(イーピー)

イエロー星の幼き国王。国民のために惑星の施設を充実させる。国民いわく、しっかり者なのは祖父や父親に似た血筋とのこと。ゼアースを強く信頼しており、直接の裏切り行為を受けたにはひどく落ち込んだ。サンリオタイムネットにも登場したイーピー族。


カマカマ(アモンフェード)

グリーン星のオネエな発明家。確かな技術力を持ち、レボリューションを駆使した発明で主人公やISNAに協力する。


トスカ(ミーシャン)

グリーン星のストレーガに住む魔女のひとり。自らを「おっちょこちょい」だと言い、本当は強い魔力を秘めていることに自分でも気づいていない。

クラッカーズ

※名前の横のカッコ内は種族名


クラッカー皇帝(クラッカー)

クラッカーズのボス。レインボー星系征服を企てた張本人で、冷酷に次々と宇宙人を洗脳する。他人を心配したり情けをかけたりする気持ちを理解できない。クラッカー族の皇帝と噂されるも、種族に関することの一切は謎に包まれている。


レクス(レクスウォーカー)

洗脳ではなく自分の意思でクラッカー皇帝に従う数少ない宇宙人。主人公を極悪人と呼ぶ。基本的にマヌケだが時に非情な一面も見せる。サンリオタイムネットにも登場したレクスウォーカー族。


ラーイー(ドーベル)

オレンジ星ソラーレの神官。いなせな口調とは裏腹に物腰は柔らかで至って真面目。洗脳によってレクスと協力するようになりイスシス女王を国から追い出し、国を支配しようとする。ファイブクラッカーズ・大地のラーイー。


ヴィス(ルビアン)

インディゴ星の守り神。美しい宝石類が大好きで、自分の美しさにも自信がある。常に高飛車なお嬢様のような物言いである。洗脳によって宝石類への執着を異常に高められ、コアを盗んでしまう。ファイブクラッカーズ・津波のヴィス。


ゼアース(ユニカーン)

イエロー星国王の側近であり教育係。「〜フガ」という口ぐせに似合わず義理堅く誠実で、国王や国民から信頼される存在。洗脳によってレインボー星系征服のために権力を行使するようになる。ファイブクラッカーズ・高速のゼアース。


ドロワ(サラマード)

レッド星アスズカ村の村長の娘。サバサバした印象だが根は自己犠牲もいとわないほどにやさしく、村の人々を悲しませないために自ら生贄を名乗り出る。洗脳によってコアを奪うも、唯一自ら洗脳を破りかけた。ファイブクラッカーズ・灼熱のドロワ。


ティンク(ビフレイ)

グリーン星の神木“知恵の樹”を守る番人。いたずら好きで泣き虫な幼女だが知恵の樹を守る使命はしっかり果たしており、惑星の住民からも信頼されている。洗脳によって知恵の樹を枯らし始める。ファイブクラッカーズ・竜巻のティンク。


関連タグ

サンリオタイムネット

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました