ビクトリーロボ
びくとりーろぼ
概要
ゴーゴーファイブが使用する巨大ロボ。5機の99マシンが合体する。
構成はレッドラダーが胸部と両腕、ブルースローワーが腰、グリーンホバーが頭部、イエローアーマーが左足、ピンクエイダーが右足。また、レッドラダーとグリーンホバーが合体していない形態はビクトリーウォーカーと呼ばれ、消火活動に駆り出される。
1号ロボでは初めてレッドのマシンが頭部を担当していない。
ラダーが内蔵されたラダーアームが特徴で伸ばしながら相手を殴りつける「ラダーボンバー」と、伸ばしたラダーを地面について鉄棒のようにぐるぐると回転して敵に連続キックを見舞う。
必殺技は「剣よ、光を呼べ!」の掛け声と共に専用武器ブレイバーソードで相手を切り裂く「ビクトリープロミネンス」。プラスエネルギーを込めたその一撃は、死霊(マイナスエネルギーの塊)である巨大サイマ獣に対し絶大な威力を発揮するが、実体をもったゴレムサイマ獣には効果がないので、その対策としてグランドライナーが誕生することとなる。
99マシン
人命救助用の巨大ビークル。基本的にゴーライナーで現場に輸送される。99というネーミングは恐らく救急と1999年を掛けたシャレだと思われる。
レッドラダー
ゴーレッドが乗るはしご車。ラダーアームでビルなどの高所に取り残された人々を救助する他、パンチ攻撃としても応用が可能。また、救助活動中にはバンパーが展開してアウトリガーが現れる。
放水ノズルにもなるラダーキャノンからはビームを放ち、合体してからの遠距離武器にもなる。
ビクトリーロボの合体時には本機に組み込まれたエンブレムが回転して合体を固定し、ここからブレイバーソードが形成される。
ブルースローワー
ゴーブルーが乗る化学消防車。機体上部の放水銃「ケミカルディスチャージャー」で消化活動を担当する。
DX玩具では赤色灯が全て赤いクリアパーツだったが、スーパーミニプラではきちんと塗り分けられている。
グリーンホバー
ゴーグリーンが乗るホバー機。上空からの救助や消火活動を行う。また、合体の際は他のマシンを釣り上げる重要な役割を担う。
また、二門の「インパクトガン」が武器で、消化液を発する事も可能。
イエローアーマー
ゴーイエローが乗る装甲車。機体後部に備えられたショベルアームで障害物を撤去する。
ピンクエイダー
ゴーピンクが乗る救急車。多数の一般車両を収容し、安全な場所へ運ぶ。
また、本物の救急車よろしく緊急治療室での治療も可能である。
ビクトリーウォーカー
ビクトリーロボの下半身にあたる形態。車両型の99マシンでは活動できない足場の悪い場所などでの消火活動で活躍する。