本項では2を解説する。
「BLAME!」におけるセーフガード
セーフガードのシンボルは縦棒の左右に横棒を配したもの。『 -|- 』と表記されることもある。
BLAME!では、現実世界を超越したネットワーク世界『ネットスフィア』が存在する。
その『ネットスフィア』へ「正規のネット端末遺伝子を持たない人間」が接続しようとすると、セーフガードは自動的に発動する。
いわゆるウイルス駆除プログラムである。
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・ネット端末遺伝子とは
ネットスフィアに正規アクセスするのに必要な遺伝子(ネットに接続する許可証のようなもの)。
ネットへの接続機能を遺伝子として発現させたものである。数十世紀前に「感染」して変異しており、現在では全ての人間がこれを持たない。
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ネットスフィアの支配層『統治局』から機能が完全に独立しており、その活動に干渉を受けることは無い。
ネットスフィアに接続せずとも、端末遺伝子を持たない人間を違法居住者として排除する事がある。
サナカン、ドモチェフスキーといった主要キャラクターもセーフガードの一種。
駆除系
セーフガード内では最も低レベルで弱い存在。セーフガードの活動の一つとして、ネットへの不正アクセスや人間を排除する。
外見はロボットや人形に近いが、ダメージを受けると血液(またはそれに似た液体)が流れ出る。
NOiSEに登場した神官によれば、ネットスフィアの技術が使用されていない攻撃はセーフガードに対して無効であることが示唆されている。さらにはサイボーグ化された人間も捕らえるスピード、強化服(パワードスーツ)を装着した人間を容易に切断する攻撃力など、弱小ではあるが通常の人類にとっては脅威である。