「ありがとう、皆。本当に感謝してるよ。」
「ありがとう、マックィーンさん。ほんと嬉しいです。やっとあなたに勝てて。」
「このチャンピオンは何年もずっと俺の目標だったんだ!長い間、だろ!大ファンなんだ!」
「怒らせちゃったかな?」
概要
ピストン・カップの新世代ルーキーの一台。車体の色は黒/青。機体番号20番。
これまでのピストン・カップのレーサーの概念を覆す、空力重視の低く角張った車体が特徴。
一人称は「俺」。
上記のセリフの通り自信家で、実力を鼻にかけたその姿は、ルーキー時代のマックィーンを思わせる態度と言葉遣いが目立つ。
反面、その驕り高ぶった性格故に自分が挑発し返されるなどしてプライドを傷つけられると、自分を律しきれず、かつてのチック・ヒックスの様な卑劣な手段をも厭わなくなるなど、本質的には非常に器の小さい男である。
最新設備によるバーチャル空間でのシミュレーション訓練を重ね、
最も効率的な走行ラインを維持することができる。新技術がレース界に革新をもたらすと信じ、
マックィーンを始めとした旧世代のレーサーたちを見下す。
表向きはマックィーンに憧れている素振りを見せるが、尊敬の念を持たず、
大ファンと言いながら彼を侮辱している。
因みに彼は予告で「じゃあな、おっさん!」と威張っている。
ネタバレ注意‼︎
マックイーンの雪辱と引退を賭けて出場したフロリダ500での開幕戦にてマックィーンの代走としてクルーズが参加すると、初めは女レーサーと完全に見くびり、馬鹿にしていたが、3位に上がった事に癪に障ったのかわざわざ減速して挑発し、心を砕こうとしたが、マックィーンに本心を見破られて失敗。2位に上がったクルーズに逆にからかわれた事に怒り狂い、クルーズを壁にぶつけてクラッシュさせようとしたが、逆にドックの得意技だった宙返りで躱されながら、ゴールされ、優勝はマックイーンとクルーズに持っていかれるという屈辱的な敗北を喫した。
余談
日本語吹き替え版の声を担当した藤森氏は、チャラ男要素を完全に封じて臨んだ。また、ディズニー映画作品への出演は『ライアンを探せ!』以来だが、単独かつピクサー作品への出演は本作が初となる。