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概要編集

CV: 早見沙織

本作のもう一人の主人公で、ベルグリフの娘。愛称はアンジェ。本編開始時点で17歳。”黒髪の戦乙女”の異名を持つ冒険者。


弱冠16歳にして最高位のSランクまで駆け上がった、押しも押されもせぬ公国きっての有数の実力者だが、その本性は思春期になってもなお甘え癖の抜けないお父さんっ子。


元々冒険者になった理由も、元冒険者だった父親に追いつきたいという一心によるものであり、お父さん好きが高じて、現役時代Eランク止まりだったベルグリフに対して”赤鬼”の二つ名をでっち上げ、あたかも凄腕の冒険者であったかのように喧伝するほど(もちろん、本人に悪意は無い)。以降、ベルグリフにまつわる様々な誤解の元凶となっている。


物語当初は久々の帰郷を前にしてウキウキしていたのに、拠点としている都の周辺で原因不明の魔物の増加に見舞われた(あげく多くの冒険者が逃げて町の防衛機構が人材不足に陥った)ために忙殺されて帰れなくなる。本来なら冒険者に拘束義務は無いため、他の冒険者同様に依頼を放棄しても良かったのだが「ここでわたしが逃げたら、困るのは守る手段を持たない街の人たち。その人たちを見捨てたら、お父さんは絶対に誉めてくれない(下手をしたら叱られる)」の思いで踏ん張っていた。(一件が治まった後にアンジェがその思いを漏らした結果ベルグリフの評価も本人が知らない所で、さらに爆上がりする事に)

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