概要
『未来少年コナン』に登場する島。
物語進行中明らかにされなかったが、石造りの遺跡のようなものがあることから、かつては人が住んでいたと思われる。
元々は、過去に起きた大戦争から大型ロケットに乗って脱出した人々が、ロケットの墜落後に流れ着いた無人島で、そのため山頂近くには大型ロケットが頭から突き刺さっている。
そうして生き残った人々が移り住んでいたが、長い時の中でそれらの人々のほとんどが亡くなり、物語開始時に島に残っているのはおじいと呼ばれる老人と、おじいの仲間達の忘れ形見である少年コナンのみであった。そこにラナという少女が逃げてきたことで物語が動き出す。
やがて、科学国家インダストリア行政局次長モンスリーとその部下がラナを追って島にやってきた。
科学文明が引き起こした大戦争と大災害の恐ろしさを知るおじいは、未だに科学文明にしがみついているモンスリー達を非難し、ラナをモンスリー達に引き渡すの断わった。しかし、彼女達との諍いで致命傷を負い、ラナは連れ去られた。
ラナが連れ去られた事を知ったコナンはおじいの遺言に従って島を離れ、冒険の旅に出た。
冒険を重ねるコナンは、ジムシィやダイス一党、モンスリーを味方につけ、ついにはインダストリアの指導者・レプカを倒し、ラナを救出する。
その間、地球には地殻大変動が起き、インダストリアも津波の被害を受けることとなった。
それらの地殻変動の後、ラナ、ジムシィ、ダイス、モンスリーらとのこされ島に帰ったコナンは小さな無人島が大陸に変わっているのを見た。