演:甲斐弘子(バーベラ)、笠原玲子(フローベラ)
概要
太陽を介して地球と正反対の位置を公転起動している反地球「テラ」に暮らすヒューマノイド型の宇宙人。
コンピューターによる気候の調節で地球よりも高度な文明を築いていたが、コンピューターの不調による気候変動で食糧危機に陥り、宇宙ギャオスを始めとした宇宙怪獣の出現により現在はこの二人しか暮らしていない。
なおテラの言葉でバーベラは「鳥のようにかわいい」、フローベラは「花のように美しい」を意味する。
テラが電子頭脳の不調で氷河期になった為、他の惑星に移住するために電波を飛ばした上に唯一残った円盤を飛ばし、それに乗せられてテラを訪れた地球人の明夫とトムという二人の少年にドーナツをふるまうなど優しく接したが実際は二人を冷凍させて保存食にしようと企んでおり、さらには二人の脳を食べて地球の情報を得ようとした。
しかしテラに明夫とトムを助けにやって来たガメラが襲来。怪獣ギロンを送り込んだが、すんでのところで助かった明夫とトムに計画を妨害され、コントロールが効かなくなったギロンの攻撃でバーベラが負傷したが、「役立たずは死ぬことになっている」というテラの掟に従い、フローベラに処刑される。
その後地上に残って作戦を続行したフローベラも、明夫が発射したミサイルがギロンに真っ二つに切り裂かれ、その片割れが建物に命中。爆発に巻き込まれ死亡した。
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メフィラス星人…映画の公開の3年前にきた彼の言う「戦争も交通事故もなく何百年何千年と生きていける天国の様な星」に対するアンチテーゼが第十惑星テラの様子からうかがえる。