ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アンドリューサルクスの編集履歴

2020-08-18 08:45:11 バージョン

アンドリューサルクス

あんどりゅーさるくす

約4000万年前から3500万年前のモンゴルに生息していた、史上最大の陸生肉食哺乳類の候補の一種である。

概要

1920年代、アメリカ自然史博物館の調査隊がモンゴルで頭骨を発見し、この調査隊の隊長でインディ・ジョーンズのモデルとされる「ロイ・チャップマン・アンドリュース」にちなんで「モンゴル産のアンドリュースの統治者」を意味するアンドリューサルクス・モンゴリエンシスと命名された。

アンドリューサルクス

無肉歯目(メソニクス目)に属する哺乳類で、系統的には鯨偶蹄目に近縁であった。体長は5.5メートルに達し、頭骨は1メートル近くになった。鋭い歯と強靭な顎から肉食(もしくは雑食)だったとされるが、巨体のため速く走れず、動物の死骸を食べるスカベンジャーだった可能性が高い。また、カメブロントテリウム類のような動きの遅い動物を捕食することもあっただろう。

なお、アフリカに生息していた、ヒエノドンに近縁なメギストテリウムも、史上最大の陸棲肉食哺乳類の候補に入っている。


関連イラスト

Andrewsarchusアンドリューサルクス


関連タグ

古生物 鯨偶蹄目

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました