物語
主人公、佐々木いちろは放課後の学校で、いつものように一人こっくりさんをしていた。
しかし呼び出したのはいいが、特に聞く事も思い浮かばない。
そこで、彼は学園の七不思議について聞くことにした。
すると聞くのをやめるよう指が動く。
驚くいちろ、そしてその直後に幼なじみのとおこに声をかけられた彼は、思わず指を離してしまう。事の最中に十円玉から手を離してしまったいちろは、呪いをかけられ、学校に閉じ込められてしまう。
彼が無事に学校を脱出するには、七不思議を解決するしかないようだ…。
舞台
八十上学園(ヤソガミガクエン)という高校。
登場人物
- 佐々木いちろ
本作の主人公。
八十上学園二年一組の生徒で、コックリさんが趣味。
帽子をかぶっている時と、かぶっていない時がある。
こっくりさんに失敗して呪いをかけられてしまい、それを解くべく七不思議に挑むことになる。
- 鈴木とおこ
いちろの幼馴染で、写真部に所属している。
常にカメラを持ち歩いている。
活発なポニーテールの少女。
いちろがこっくりさんに失敗した原因を作ってしまい、彼女も一緒に閉じ込められてしまう。
- 遠藤清丸
三年二組の生徒で、オカルト研究会の部長。いちろを度々部に誘っている。
青い長髪を後ろでまとめている。
七不思議について様々な情報を教えてくれる。
いちろ達の行動には特に関係なかったにも関わらず、なぜか巻き込まれてしまう。
学校に閉じ込められるという異常事態でも動じず、どこか飄々としている。