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概要

宇宙暦79年10月6日、ジオン公国のサイド3のズムシティーにて執り行われたガルマ・ザビの国葬に於いてギレン・ザビが行った演説の一節。

第二次世界大戦時にアドルフ・ヒトラーが行ったプロパカンダに則り、国民のアイドル的存在であったガルマの死を反連邦感情を煽る為に利用し、その目論みは見事に成功する。

だが、デギン・ソド・ザビはガルマの密葬を望んでいた為、戦意高揚の為にガルマの死を利用したギレンの行為は、結果的にデギンのギレンに対する不信を育てる結果を招いている。

また、ジオン公国自体がこの演説より4か月後に、ア・バオア・クーの敗戦とギレンやデギン、キシリア、ドズルらザビ家一党の死亡を受け瓦解し、地球連邦の前に屈することになる。

結局の所、ガルマの死やこの演説が直接のきっかけではなかったにしろ、一年戦争の中における戦略的意義としては、この後に転がり落ちていく戦局に対し多少延命の効果があったという程度であった。

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