リリパット
りりぱっと
元は、『ガリヴァー旅行記』の小人国の国名。メインイラストはドラクエのもの。
概要
ドラゴンクエストシリーズには弓を持った小人のような同名モンスターが登場する。
ガリヴァーが嵐で流れ着いた南インド洋にある島国で、ガリヴァーを海岸で磔にしたことで知られる。
「卵の殻の正しいむき方」について揉めたことが原因で二代にわたり隣国ブレフスキュと交戦下にあり、ガリヴァーがブレフスキュ国の艦隊を拿捕したことで戦争は沈静するも、リリパットの皇帝がブレフスキュを支配しようと企んだことにガリヴァーが反対してブレフスキュに逃亡、ブレフスキュの助力でイギリスに帰ることになる。この際に島の牛をもらったことがガリヴァーの冒険の証明となった。
リリパットとブレフスキュの関係は当時のイギリスとフランス、またはイングランド国教会とカトリック教徒の抗争を風刺したもの。
ドラゴンクエストシリーズのリリパット
オレンジ色のフード付きの服に緑色の小さな身体を持つ、小人型モンスター。
DQ4が初登場。
矢を放って攻撃する他、スカラで防御力を上げてくるため、どのシリーズも大概序盤の強敵となる。
リメイク版DQ4のアニメーションでは弓の玄を奏でるようにしてスカラを唱える。
トルネコの大冒険では状態異常にならない限り通常攻撃はせず、弓矢のみで攻撃するが、トルネコと自分の間に他のモンスターがいても構わず攻撃し、この場合でモンスターが倒れるとリリパットがレベルアップする。時折矢を打ち損じて落とすので矢の補給にもなる。
アベル伝説にも登場するが敵モンスターではなく、モコモコとヤナックが昏睡状態のアベルを運ぶために馬車を勝手に拝借されて抗議するも、金貨の詰まった袋を投げ渡されて満足して見送る流れだった。
CVは置鮎龍太郎