韓国軍によるベトナム人大虐殺
かんこくによるほろこーすと
概要
ベトナム戦争において、この戦争に南ベトナム側として参戦した韓国軍によって引き起こされたとされる民間人とされる人々への虐殺行為である。
虐殺行為
ベトナム戦争においてはベトコンによるゲリラ戦が行われたこともあり民間人への虐殺事件が多く発生し、それによりベトナム人が、強姦や略奪、殺害の被害を受けたとされたとされる。
ベトナムの後の調査では約100ヵ所、犠牲者は約1万人~3万人に上る虐殺事件を起こしたと主張している。
戦争の終結後、ベトナムの人々はこの惨劇を忘れないために、ソンミ博物館( ソンミはベトナム中南部沿岸に位置するクアンガイ省に存在する米軍による住民虐殺が行われた地域でありベトナム戦争の記録を保存する博物館、戦争証跡博物館 )を設立、そこには戦争における残虐行為を展示し、犠牲者たちの慰霊碑を作った。
韓国軍の虐殺
大韓民国はアジアにおける共産党勢力の増強を恐れるアメリカ合衆国に同調しこの戦争に1965年より参戦する。彼らは精力的に戦闘を行ったとされるが、それと同時にゲリラ狩りにおよびそれに伴う索敵殺害、その行為の誤爆、戦場におけるストレスからの非人道的行為などを発生させる結果となった。
著名な虐殺行為としてはビンディン省( クアンガイ省の南に位置 )におけるもの、タイヴィン虐殺やタイビン村虐殺事件やゴダイの虐殺など複数存在する。
なお、大韓民国はこの戦争による虐殺の存在自体を認めておらず、後の金大中大統領が謝罪の言葉を述べた際「事実ではない虐殺を認めるのか」と国内の反発が巻き起こり撤回せざるを得ない状況になり、それ以来一部を除き虐殺などないという立場をとり、韓国側においては具体的にどのような規模で虐殺があったのか、虐殺が部隊単位での暴走、あるいは軍全体の組織的な犯行であったのかなどの真実追及は進んでいない。
しかし大韓民国が大日本帝国に支配されていたことを忘れないように、事件の当事者、被害者であるベトナムが許そうが忘れることはないため、ベトナムと韓国間の重大な問題のひとつとなっている。
あったとされる残虐行為
これらの事例が報告されている。
年齢を問わず女性に対し集団強姦
ゲリラが利用する可能性があるため住民たちの所有物を略奪し彼らの財産である数千頭の家畜を処分
ゲリラの利用を防止するため住民の家、寺院やカオダイ教( ベトナムの新興宗教、各種宗教の教えをもとにした宗教とされる )の聖堂などの建物をすべて焼却。
ゲリラの協力者となりうる女性や老人、子供を含め住民を一か所に集め、機関銃などで殺害。
混血児
ライダイハンは、ベトナム人女性が身籠った韓国人との子どもたちのこと。「ライ」が混血、「ダイハン」が大韓を意味するベトナム語である。
因みにアメリカ人その他の白人との混血に関してはアメラジアンと呼ばれた。
彼らは複数の事情より発生し、その後アメリカをはじめとする西側諸国が支援した南ベトナムが戦争に敗北して崩壊したため、侵略者である敵軍の子として差別や迫害の対象にされた。
しかし1987年にアメリカ政府は彼らとその家族の移住を受け入れ始めたことや越中戦争でベトナムと中華人民共和国がカンボジアをめぐり対立し、アメリカを筆頭とする西側諸国との融和が比較的早期に実現し、ベトナムが親米路線をとるようになってからは迫害対象にされることはあまりなくなった。
注意
日本にも慰安婦問題が存在するのと同じように韓国にもこのような問題が存在します、イラストがないからといって記事を消すことはこれらの問題解決を妨げる事となります