「群れに意味はない。生き残るものが生き残るだけだ。」
「誰しもがそうだ。望まぬ役目を背負わされる。」
概要
多くの人々に恐れられている最強の魔法使い。冷酷で心無い魔法使いと言われている。他者に干渉されることを煩わしく思っており、人前に姿を現すことは少ない。
(公式サイトから引用)
プロフィール
年齢 | 2000歳以上、フィガロより年下 |
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誕生日 | 4月27日 |
身長 | 185cm |
所属 | 中央の国 |
呪文 | ”ヴォクスノク” |
魔道具 | 杖(スノウとホワイトに作ってもらったもの) |
紋章 | 左鎖骨の下 |
マナエリア | 城の一番高い塔から見える細氷の景色 |
アミュレット | 細氷の幻影を閉じ込めたガラスケース |
特技 | 破壊魔法 |
好きなもの | 細氷 |
嫌いなもの | 弁えない者 |
得意なこと | 大体の魔法全て |
苦手なこと | 愛想よくすること |
厄災の奇妙な傷 | 夜に魔法を使うと眠ってしまう(弱い魔法なら辛うじて使える) |
CV | 近藤隆 |
※名字の文化がない時代に生まれたため、名字はない
人物
威厳と畏怖を感じさせるオーラのある寡黙な美丈夫。外見年齢は20代後半程度らしい。
人々によって描かれた書物の中では毛むくじゃらで多眼の怪物のような姿で描かれていることが多いが、きちんと人型をしている。
世界で唯一、天候を操ることができるほどの魔力を有しており、オズ自身の感情に天候が左右されてしまうこともある。気が荒ぶると風も荒れ、塞ぎ込むと吹雪に世界が閉ざされる。他に天候を操作することができる生き物はドラゴンくらいなものらしい。
強大すぎる魔力を持つがゆえに、誰とも心から寄り添えることがなく、孤独に生きていた。
シナリオライターの都志見文太曰く、オズは天災の擬人化としてキャラ作りがされている。
実際に、中央の国にはオズの魔法の痕だとされる「オズの爪痕」と呼ばれる場所があり、広野に数百~数千メートルに渡る大きく深い亀裂が走っている。
中央の魔法使いとして召喚されたが生まれは北で、物心ついた時には一人でいたらしく、スノウとホワイトに拾われる(ボコボコにされて無理矢理連れ帰られる)までは、幼いながらに強大な魔力を狙って襲い来る魔法使いたちを返り討ちにし、その魔法使いたちのマナ石を食べて生きていた。
現在も世界最強の座や、オズのマナ石を狙う北の魔法使いたちからしばしば戦いを挑まれている。
オズは万人にとって恐怖の象徴であるため、子供たちは言うことを聞かないとオズに攫われる、と言われて育つ。
同じく中央の魔法使いであるアーサーとは何らかの面識があるようだが……?
※以下ネタバレ注意
500年ほど昔、兄弟子のフィガロとともに他者干渉のない自由な世界を望んで世界征服をしていたが、世界の半分ほどを手に入れたのちに失踪。突然支配者を失った世界は混迷の時代を迎え、現在の中央の国が建国されるきっかけになった。
上記の影響で世界各地でオズに関する伝説が語り継がれ(大半は信憑性に欠ける)、ちょっとしたパワースポットのように観光名所化している土地も存在する。
「その昔、オズはこの村にいた娘に一目惚れしたという言い伝えがあり、この村の血筋を気に入っているようなのです。」
「言い伝えによれば、大魔法使いオズが恋をした美しい村の娘も、この井戸の水を飲んでおったという……。」
2000年ほどを生きたある日、死にかけの幼い魔法使いと出会い、運命が急転していく。
幼い魔法使い――アーサーは比較的強い魔力を有していたため、ある程度育てて魔力がさらに増えてからマナ石にして食べる予定だったが、オズを恐れることも疑うこともなく純粋に慕い、微笑みかけてくるアーサーに、オズの孤独は絆されていき、目にしたもの全てに瞳を輝かせるアーサーと共に、それまで欠片の興味もなかった世界や生き物のことを共に学んでいった。
「魔法書には書かれていない事実だが、男の子はわんぱくで手がかかる。」
アーサーが中央の国に連れ戻された際には、北の国に数年に渡る猛吹雪と寒波を呼び起こした。
また、アーサーは〈大いなる厄災〉との戦いで命を落とすと双子に予言されており、中央の魔法使いたちがオズに助力を求めに来た際、アーサーの手の甲に浮かぶ紋章に表情を変えたのはそのせい。
その宿命を変えるためにオズは中央の魔法使いとして召喚されたと考察されている。
双子曰く、アーサーにもしものことがあれば〈大いなる厄災〉ではなくオズの嘆きによって世界が滅びるだろう。
関連タグ
アーサー(魔法使いの約束) カイン(魔法使いの約束) リケ(魔法使いの約束) スノウ(魔法使いの約束) ホワイト(魔法使いの約束) フィガロ(魔法使いの約束)