概要
『魔弾の王と戦姫』のヒロインの一人・リュドミラ=ルリエがメインヒロインとなった物語。本編のパワレルワールドとして扱っており、主人公のティグルの父が存命しているなどの本編とは違う時系列を辿っている。
イラストを美弥月いつか氏が担当。
2020年9月18日にコミカライズの単行本発売。作画はkakao氏
物語
弓は臆病者の武器。祖国でそう言われ続けてきた少年は、少女の言葉によって己の進むべき道を見出し、守るべきものを得た。
二年後、ブリューヌ王国はジスタートと同盟を組み、大国ムオジネルと開戦する。
ティグルは病に伏せた父ウルスに代わり、初めての戦場へと向かった。戦争は順調へと進んでいるかのように見えたが、奇襲を受けてブリューヌ軍は戦線崩壊する。敗走するティグルの部隊。その窮地を救ったのはオルミュッツ公国の戦姫、リュドミラだった。
二年ぶりの再会を喜ぶ二人。しかし、その行く手には新たなる戦いが待ち受けていた。戦乱の世を舞台に、伝説の時代より続く闇の勢力との戦いが、今始まる。
登場人物
ティグルヴルムド=ヴォルン
…今作も主人公。
リュドミラ=ルリエ
メインヒロインとして昇格。
ミリッツァ=グリンカ
今作からの新キャラクター。大鎌「エザンディス」の持ち主。
ヴァレンティナ=グリンカ=エステス
10年前に戦姫を引退して、結婚している設定。
ウルス=ヴォルン
ティグルの父親。今作では存命。