「あんさ、仁菜と話している時いつも感じとったん 正義の棘出して繊細振りかざしてみんなを傷つけて…なんか自分が悪者に見えてくる」
プロフィール
人物
17歳。薄いピンク色のツインテールと藤色の瞳が特徴。イメージカラーは水色。
なお高校時代は茶髪で、メガネをかけていた。現在も、プライベートではメガネをかけている模様。
ガールズバンド「ダイヤモンドダスト」の2代目ボーカル。
「ヒナ」とは芸名で、本名は明かされていない。しかしどうやら下の名前は、そのまま「ひな」のようだ。
どこか冷めており、計算高い性格。自ら損を被るような選択を避ける傾向があり、保身を選ぶタイプ。
一方でプロ意識は高く、ステージ上では可愛らしく振る舞いながら曲に合わせて表情を変えている。しかしステージから降りると無表情に戻っており、公私の切り換えがハッキリしていると言える。
目的のために悪役を買うことも厭わない一面もある。
後述の通り仁菜とは元友人のため彼女の性格をよく知っており、とてつもなく煽り上手。
トゲトゲメンバーに例えて言うなら、仁菜のめんどくせぇ正論モンスターぶりとすばるの女優ぶりと智のシニカルさを足して3で割ったようなひねくれ者である。
ダイダスは仁菜同様にインディーズ時代からのファンで、桃香脱退後のオーディションで見事勝ち抜き、2代目ボーカルに選ばれた。
仁菜との過去
先にもあるが、仁菜とは高校時代の友人である。しかし現在は、複雑な事情から絶交している。
声つきの出番は5話だが初登場は2話で、仁菜がイジメを受けていた頃の回想で、ヒナが画面の中心近くに居るのが確認できる。
5話の回想では、当時のヒナが下駄箱から靴が消えた仁菜の後ろを通り過ぎながら「仁菜のせいだからね」と声をかけている。
さらに11話では2人並んで学校の屋上に寝そべりながら、「いつまで悲劇のヒロインやってるつもり? 仁菜が間違ったんだよ」と言って立ち上がり、「これ以上やっても損するだけ。ホント、バカじゃねえの?」と吐き捨てた。その姿に仁菜は「せがらしか」と呟く、というやり取りが描かれた。
絶交の詳しい経緯は、最終話で明かされた。
校内のイジメを見過ごせず首を突っ込みたがる仁菜にヒナは呆れて、「次は仁菜が狙われる」「仁菜が首を突っ込んだら私が味方できない」と警告。しかし仁菜は「ヒナの言うこともわかるけどやっぱり放っておけない」と自身を顧みず、庇い続けた。
そうして案の定次の被害者になった仁菜を、ヒナが付き合ってられないと縁を切ったのだった。
ダイダスの新ボーカルとしての動向
現ダイダスのPRを見た仁菜は、ヒナと元親友が似ていると気づくが、「まさかね」と偶然だと思うことにした。
その後、ダイダスのライブでヒナが、仁菜の好きな「空の箱」をアレンジした「ETERNAL FLAME~空の箱~」を歌っている姿を目にすると、同一人物だと確信し怒りで爆発。
8話でナナ・リン・アイが桃香と思いを交わす中、ヒナはメンバーの後ろで不満そうな顔で仁菜を睨んでいた。2人が去った後、ナナたちから仁菜について聞かれたヒナは「さあ、知らない子です」と無表情で返している。
1人だけ畏まった口調を使い、過去を隠す素振りから見ると、彼女たちとはまだ打ち解けていない様子である。
また、ダイダスはメジャーデビューを機に方向性が大きく変わっているため、新加入のヒナはインディーズ時代のファンから過激なバッシングを受けているようだ。劇中では、バッシングコメントを見て悔しそうな表情をしている姿が描かれている。
皮肉にも、ヒナ自身が当時の仁菜のようなイジメの標的になっていると言えるだろう。
なお、11話で披露された新曲「Cycle of Sorrow」はヒナ視点と他のメンバー視点でそれぞれ解釈すると、意味が大きく変わる。
ステージ上では可愛らしくしているが、客の後ろで小指を立てる仁菜を見つけると、同じように小指を立てて舌を出したりと、彼女なりにライバル心を燃やしている様子。
また、トゲトゲの演奏を愛おしそうな表情で見守る他のメンバーと違い、ヒナだけ少し離れたところで面白くなさそうにしている。
最終話では対バンのトラブルの際、わざと仁菜を焚き付けに行くが、実はその意図は…。
ダイダスメンバーとは距離を置いている描写が多いが、どうやらナナには色々と見透かされているらしい。
因みに最終話ではOPの最後で、仁菜が学校の屋上に寝そべり片方のイヤフォンで空の箱を聞くカットにヒナが一緒に写っているが、ここピクシブに予言者は居た。
関連イラスト
関連タグ
ダイヤモンドダスト(ガールズバンドクライ) ナナ(ガールズバンドクライ) リン(ガールズバンドクライ) アイ(ガールズバンドクライ)