概要
ヘリック共和国軍が開発したヴェロキラプトル型小型歩兵ゾイド。
限定的ながらオーガノイドシステムを搭載しており、従来機以上の高い性能を持っている。
ミサイルポッドなどの火器を装備している。
これらの武装は必要に応じて武装を強制排除する仕組みになっており、身軽になることで格闘能力を発揮する事もできる。
しっぽの部分は名称の由来でもあるスナイパーライフルになっている。
使用する際はコクピットを射撃状態に姿勢を変える必要があり、機体はターゲットに対して後ろ向きにならなければいけない。
この射撃の威力は強力で、ブレードライガーなどが備えているEシールドさえも撃ち抜いてしまうほど。
コトブキヤのHMMシリーズでプラキット化しており、通常機と後述するリノン仕様、ナオミ仕様が発売されている。
ガンスナイパーNS
凄腕パイロット、ナオミ・フリューゲル専用にチューンナップされたガンスナイパー。
カラーリングは赤。
後にブレードライガーとコンビを組んでいる。
ガンスナイパーLS
アニメ『ゾイド新世紀/ゼロ』に登場した主人公機の僚機。
チームプリッツのメンバーであるリノン・トロスのディバイソンに変わる新しい乗機として登場したガンスナイパー。
リノンの性格が強く反映されたカスタマイズを受けている。
ガンスナイパー本来の攻撃力と機動性を両立した設計思想と積載能力を完全に無視し、重火器をこれでもかと言わんばかりに取り付けている(ちなみにその内訳はカスタマイズパーツCP-13 ワイルドウィーゼルユニット×1、ビームガトリングセットのガトリング砲×2、レッドホーンの対ゾイド3連装リニアキャノン×2、ディバイソンの8連ミサイルポッド×4)。
この結果、ガンスナイパーNSのおよそ2倍の重量と機動力の低下と高い破壊力を獲得した。
あまりにも設計思想と積載能力を無視した重装備のため、前述のナオミからは「邪道」と言われている。
もちろん重火器で撃ちまくる戦法が得意だが、どうも前方以外は完全に死角らしく、劇中でも地形や集団での不意打ちと言う状況もあって横や後方からの攻撃に苦戦するシーンがあった。