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いやんばかんの編集履歴

2020-09-29 16:18:59 バージョン

いやんばかん

いやんばかん

林家木久扇の持ち歌。正しくは「いやんばか~ん」。

概要

1978年4月にリリースされた林家木久蔵(現:林家木久扇)の2ndシングル。セントルイス・ブルースを基に作られた曲で、内容は性行為がテーマの一つになっている。

ちなみに木久扇一門では弟子入りし後した者は皆「いやんばか~ん」のダンスを習得する義務があるが、預かり弟子の林家時蔵に関しては免除されている。このダンスの振りつけは真島茂樹が担当している。

語源になった「イヤンバカン」(乙女の掛け声)は別記事参照。


笑点では

主に歌の問題で回答として用いられることが多く、また木久扇(木久蔵)がこの歌を歌いながら踊ると観客が手拍子を始めるため、歴代司会者の5代目三遊亭圓楽桂歌丸春風亭昇太からよく座布団を没収される。2018年4月1日のエイプリルフール企画で6代目三遊亭円楽が一日司会を務めた際にもこれを披露したが、この時も座布団を1枚毟り取られている。


笑点での使用例

  • 木久蔵「(音楽葬の問題で)バカな死に方をした、君に捧げます」→圓楽「どうぞ!」→木久蔵「♪いやんばか~んうふ~ん そこはお乳なのあはん」→圓楽「バカだねぇ~、言いようがないバカだねぇ~!www(1枚獲得)」
  • 木久蔵「(地獄に堕ちた花魁の亡者に扮して)吉原で何人もの男を昇天させたあちきが歌うでありんす」→圓楽「(閻魔大王に扮して)よし、歌え!」→木久蔵「♪いやんばか~んうふ~ん そこはお乳なのあはん いやんばか~んうふ~ん そこはお臍でしょあはん」→山田「(木久蔵をどつき倒して座布団3枚を没収)」
  • 木久蔵「(二度と出席したくない結婚式とは)新郎新婦入場の時、ウェデングマーチが流れないで『いやんばか~ん』が流れる結婚式。♪いやんばか~んうふ~ん そこがお乳なのあはん いやんばか~んうふ~ん そこは…」→圓楽「山田くん…」→山田「(木久蔵をどつき倒して座布団4枚を没収)」→木久蔵「(山田に対して)バーカ!」→圓楽「木久ちゃん大丈夫?痛いでしょ?」→木久蔵「受け身知ってる」
  • 圓楽「(2006年5月の「さらば圓楽スペシャル」で)さらば」→木久蔵「さらばだなんて、いやん、いやん。♪いやんばか~んうふ~ん 顔が長いのね…」→山田「(木久蔵をどつき倒して座布団1枚を没収)」
  • 木久蔵「歌って踊って何が悪いのさ!」→歌丸「そりゃ悪いさ!」→木久蔵「じゃあやってやろうか、♪いやんばか~んあは~ん そこはお耳なのあはん いやんばか…」→1枚没収
  • 好楽「皆さん、この方がロシアから来たイワンのバカです」→木久扇「私がロシアから来た、イワンのバカです」→好楽「それでは一曲歌ってもらいましょう(木久扇に振る)」→木久扇「♪イワンばか~んあは~ん そこがお乳なのあは~ん いやんばか~んあは~ん それは違うのよ…え、やらせんなよ!」→歌丸「山田くん、好楽さんの1枚持ってきなさい!」
  • 木久扇「社長、たまには社員全体を慰安旅行に連れてってくださいよ」→歌丸「君はクビだ!」→木久扇「クビにしちゃいあーん(慰安)、♪いやんばか~ん そこがお乳なの いやんばか~ん そこはお臍なの」→1枚没収
  • 木久扇「(労働組合員に扮して)ずっとおんなじ曲をやっている、笑点のテーマソングを変えろー!」→全員「そうだー!」→木久扇「『いやんばか~ん』にしろー!♪いやんばか~んうふ~ん そこはお耳なのあはん いやんばか~んうふ~ん そこはお口でしょあはん…」→昇太「山田さん!1枚持ってって!」→木久扇(無視して)♪あーあダメダメダメ 布団取っちゃダメあはん」→昇太「取ってもう!」→木久扇「いやんばか…」→昇太「諦めなさいもう!」
  • 木久扇「(小道具のミカンを手にして)♪ミカンの花が咲いている~」→昇太「どうしたの?」→木久扇「僕の頭の中には、いつもミカンの花が咲いているの。♪ミカンばか~んうふ~ん ここは静岡よあはん」→昇太「山田さん!1枚持ってって!」
  • 木久扇「(2018年4月のエイプリルフール企画で、小坊主に扮して)あーあ、涅槃には行きたくないなぁ」→円楽「(和尚に扮して)修行が足らん!」→木久扇「♪いやん涅槃うふ~ん そこはダメなのよあはん いやん涅槃あは~ん そこは地獄なの…」→円楽「取って取って取って」→山田「(木久扇の席から座布団1枚を無理矢理引っこ抜く)」→木久扇「ぐぶっ!(座っている座布団を引っこ抜かれて前方へひっくり返る)」
  • 木久扇「(花見に来たちょい悪爺さんに扮して)俺はよ、うまそうな桜の蕾を片っ端から食ってやったぜ!」→昇太「やるな爺さん!」→木久扇「中から…桜の木が生えてきて…頭から桜が開いて、宴会が始まったぜ。♪いやんばか~んあは~ん…そこはお乳なのあは~ん…」→円楽「(落語の)『頭山』」→木久扇「♪いやんばか~んうふ~ん そこはお臍でしょあは~ん…忘れちゃった」→昇太「自分の歌でしょ?なんで忘れちゃうの?」→木久扇「しばらくやってないからだよ!」→昇太「wwwなんで怒られなきゃいけないんだよw」→小遊三「訳わかんねえw」
  • (「○○かん、△△かん」のフレーズを作る)木久扇「あたくし木久扇です。答えはとんちんかん、歌を歌えば『いやんばかん』♪いやんばか~んうふ~ん そこがお乳なのあはん いやんばか~んうふ~ん そこはお臍でしょあはん あーあダメダメダメ…」→1枚獲得

特に、昇太の司会就任以降は使用頻度が増した模様。


こんなこともあった

2005年11月の木久蔵が司会代行をした回の大喜利では「いやんばか~ん」に関する問題が出され、出た回答は以下の通りである。また最初に問題が出された際に、説明のために曲が流れた途端メンバー全員が派手にずっこけたり、歌丸が「悪いけど俺、途中で帰らしてもらえねーか?」と愚痴る一幕もあった。

  • 楽太郎「♪いやんばか~んうふ~ん やる気なくなるわ」→木久扇「どうしたの?」→楽太郎「司会がバカなんだもん」
  • 歌丸「♪いやんばか~んうふ~ん 俺は偉いんだ~」→木久蔵「どうしたの?」→歌丸「(落語芸術協会の)会長の俺にこんなことやらせんなバカ!」→楽太郎「やる方もやる方だw」→木久蔵「すいません会長、もういっぺん『いやんばかん』の振りをやってください」→歌丸「♪いやん…やらせんなよ!」→木久蔵「背後霊みたいねw」→歌丸「!?」
  • 木久蔵「落語芸術協会副会長です」→小遊三「便所でお尻を拭く(副)会長。♪いやんばか~んうふ~んあは~ん…」→木久蔵「どうしたの?」→小遊三「いいよな、木久蔵師匠ってこんなことして金儲けしたんだ」
  • 好楽「♪いやんばか~んあは~ん それは俺の靴あは~ん」→木久蔵「どうしたの?」→好楽「小遊三が俺の靴履こうとしてんだよ」→小遊三「よせよw」
  • 楽太郎「♪いやんばかんうふ~ん ちょっと不満だわ~」→木久蔵「どうしたの?」→楽太郎「小池百合子、入閣より入籍したかったわ」→木久蔵「小池百合子…って人は誰ですか?鉄道省の人?」→歌丸「古いよ、言うことがwww鉄道省だってwww」
  • たい平(外人女性風に)イヤン、バカン、ウフン!アナタソコハオ乳デショ、バカナンダカラー」→木久蔵「(外人風に)ドシタノー?」→たい平「(外人女性風に)ソンナコト言ッテスケベ社長、触ロウトシテルデショー、ボトル頼ミナサイヨボトルニューボトルヨ、アナタ最近来ナインダカラ!」→楽太郎「(たい平の頭を扇子で叩いて突っ込む)」
  • 歌丸「♪いやんばか~んうふ~ん そこはお顔なの~」→木久蔵「どうしたの?」→歌丸「(切実そうに)圓楽さん早く帰ってきてくれよー」

この他にも…

木久扇以外のメンバーが「いやんばか~ん」を大喜利で歌うケースも見られた。

  • 歌丸「(マッサージ師に扮して)あら、お客さん失礼ですけど、笑点出てる木久蔵さんじゃありませんか?」→圓楽「わかるかね?」→歌丸「だって触ると『♪いやんばか~ん』…」→1枚獲得
  • 歌丸「(牡蠣のように堅く口を閉ざす)」→圓楽「どうしたの?」→歌丸「万感、胸に迫り…万感、胸に迫り、♪いやんばんか~ん(万感)うふ~ん そこはお乳なのあはん」→圓楽「山田くん、歌丸さんの3枚持ってきなさい。『万感胸に迫り』って言うから、なんかすごいこと言うのかと思ったら、『いやんばんか~ん』ってw」
  • 楽太郎「耳は英語でイヤー。息を吹きかけられるといやーいやー。♪いやんばか~んうふ~ん そこはお耳なのあはん」→木久蔵「あのね楽太郎さん、直させてもらいます。もっと色っぽく、♪いやんばか~んうふ~ん そこは、日本舞踊的(にやる)。♪そこはお耳なのあはん いやんばか~んうふ~ん…」→歌丸「山田くん、2人の1枚ずつ取って」
  • たい平「新曲秩父音頭のヒット頑張るぞー!」→全員「おー!」→たい平「木久蔵師匠に負けないように頑張るぞ!」→全員「おー!」→たい平「♪いやんばか~んうふ~ん そこは秩父なのあはん いやんばか~んうふ~ん…」→木久蔵「うまいうまい!『お乳』と『秩父』を掛けてるんだね。うまい!うまいなぁ!」→歌丸「山田くん、木久ちゃんの全部持ってって」→たい平「(木久蔵に対して)すいません」→木久蔵「なんでよ~」
  • たい平「(「北斗の拳」のケンシロウに扮して、木久蔵の背後へ行って)アチョチョチョチョチョ!木久蔵!お前はもう歌って踊っている!」→木久蔵「なぜだ!」→たい平「♪いやん(ここから木久蔵と一緒に)ばか~んうふ~ん そこはお耳なのあはん いやんばか~んうふ~ん そこはお口なのあはん あーあダメダメダメ そこはダメなのよあはん」→楽太郎「(その隙にたい平の席の座布団全部を自分の席に移して座る)」→歌丸「山田くん!木久ちゃんとたい平さんのみんな持ってってくれ!それでね今日のお客さん帰りに1人3000円ずつもらってくれ。なんで、あの歌に併せて手拍子なんてするんですよ」

関連ネタ・ミネソタの卵売り

歌丸時代以降は、これに加えて暁テル子の「ミネソタの卵売り」を歌うこともよくある。この歌を歌った時も、観客が手拍子を入れることが多い。


  • 歌丸「(遊びに来た孫を引き留める祖父に扮して)もう帰るのかい?」→木久扇「明日の朝早くから卵売りのバイトがあるんだ。♪コッコッコッコッコケッコー コッコッコッコッコケッコー 私はミネソタの卵売り 町中で一番の人気者 卵に黄身と白身がなけりゃお代は要らない コッコッコッコッコケッコー
  • 木久扇「(外人のセールスマンに扮して)私は、ミネソタから卵を売りに来ました」→歌丸「(「どうしようかな」と迷う所を)いりません」→木久扇「でも安くておいしい新鮮な卵です」→歌丸「いりません」→木久扇「♪コッコッコッコッコケッコー 町中で一番の人気者 つやつや産みたて買わないか 卵に黄身と白身がなけりゃお代は要らない コッコッコッコッコケッコー 買ってくださいハゲチャビン」
  • 木久扇「食いねぇ食いねぇ、卵焼きを食いねぇ!」→昇太「おっ、ありがとよ!」→木久扇「ミネソタの卵で作った卵焼きだぜ。♪コッコッコッコッコケッコー コッコッコッコッコケッコー 私はミネソタの卵売り ヘイ! 町中で一番の人気者 つやつや卵をいらないか」→昇太「(遮るように)はい!3問目行きま~す!」→木久扇「(無視して)♪卵に黄身と白身がなけりゃお代は要らない コッコッコッコッコケッコー デンキュウ!」→昇太「山田さん、1枚持ってってw」→木久扇「なんだよ、一生懸命やったのに…。(上を指差し)デンキュウ(電球)!」
  • 木久扇「お客様の中に、ミネ…あのねぇ…おきゃw…お客様の中に、ミネ…ミネソタの、たまぐ…卵売りのw方…いらっしゃいませんか?」→好楽「いねえよ、そんなのwww」→昇太「wwwはい。私でーすw」→木久扇「じゃご一緒にw♪コッコッコッコッコケッコー コッコッコッコッコケッコー 私はミネソタの卵売り ヘイ! 町中じゃ一番の人気者 つやつやつや…つや…いらないか~?…終わり!」→円楽「忘れちゃったw久しぶりだからw」→好楽「忘れちゃうんだもんw」→昇太「『ご一緒に』って言われても、わからないからねw」

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