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THEDEATHSLINGERの編集履歴

2020-09-29 20:40:03 バージョン

THEDEATHSLINGER

ですすりんがー

THE DEATHSLINGER(ザ・デススリンガー)とは、海外ゲーム『Dead by Daylight』に登場するKillerの一人。

概要

2020年3月10日にて実装。

西部劇に登場するガンマンギャングを彷彿とさせる出で立ちの壮年~老年の男性キラー。


メイン武器は、彼自らが発明した「スピアガン」なる兵器で、銃弾の代わりに返し刃付きの杭を撃ち出し、それに繋がれた鎖で標的を引き寄せて捕縛する。なお、この銃には「ベイショアに死を」と銘打たれているが、これは後述される経歴の中で、彼を長年騙し続けた男の名前である。


呼称の由来は“死”を意味する「Death」と、“投石器の使い手”を意味する「Slinger」だとおもわれる。その他、“銃の名人”という意味の「Gun Slinger」にもかけているとおもわれる。


経歴

本名は「カレブ・クイン」。

アイルランド移民だった両親が移り住んだアメリカ中西部の辺境の荒れ地にて誕生し、病気や飢餓、死が当然の劣悪な環境の中で育った。父は元々機械技師として技量を持ち合わせていたが、現地のアメリカ人たちからは「アイルランド人だから」という理由で仕事を与えられず、末端の働き口で細々と生活するしかなかった。カレブ自身も物心がついた頃には、同世代の周囲から差別的なイジメを受けることになる。


そんなある日、父がエンジニア職から離れ使わなくなった工具を発見したカレブは興味を示し、父の方も息子の商魂に関心し、己の有する技術を伝授するようになる。後にカレブは、父から授かった技術をユニークに応用したマスク型の装置を発明する。父もその発想力を高く評価していたが、カレブは父に内緒で、この装置を残忍な殺人装置へとさらに改良を加え、いじめっ子たちに報復する計画を目論んでいた。


その後もカレブの技量は年々上達していき、雇用主側も彼が移民の生まれであることなど度外視して注目するようになる。そして、ユナイテッドウエスト鉄道のオーナーであるヘンリー・ベイショアにエンジニアとして起用されるまでに至る。ここでもカレブは、線路の犬釘を打ち込む銃や蒸気駆動のトンネル掘削機など大きな発明をして社の上場に貢献するが、知的財産に無頓着だったオーナーは、目先の欲に駆られて他社にこれらの技術を売り飛ばし、結果、その他社が特許を取得することになる。


自身が研鑽の末に作り上げた技術をないがしろにし、さらにはそれで私腹を肥やすオーナーの姿勢に憤慨したカレブは、オフィスに押し入って彼を血まみれになるまで殴りつけ、更には自ら開発した犬釘銃でベイショアを撃った。ベイショアは(デスクに釘付けにされたものの)辛うじて一命をとりとめていたが、この一件によりカレブは逮捕され、全国で第一号の私設刑務所であるヘルシャー刑務所に15年間の禁固刑を下される。


聡明なカレブにとって、教養のない下品な他の囚人たちとの共同生活は苦痛なものだったが、自身に近い知識と野心を持った刑務所所長とは馬が合い、所長の頼みで新たな拷問装置を設計したり、その見返りに他の囚人よりも多く食事が与えられたりと、親密な関係を築いていく。そしてついには所長の厚意により減刑・釈放され、共に成り上がる計画を持ちかけられこれに承諾する。出所後のカレブは犬釘銃を改良したスピアガンを得物に、所長の伝手で集ったアイルランド人たちをまとめ上げ、指名手配犯を捕まえるヘルシャーギャングを結成。以降6年間、多くの指名手配犯を検挙しヘルシャー刑務所に収監させ続けた。


しかしある日、グレンベールでの激闘を終えたばかりのカレブは新聞の見出しで、あのベイショアがヘルシャー刑務所を買収したことを知り戦慄。共に「ベイショアを貶めよう」と誓った所長が、実は裏では憎き元オーナーと手を組み、体良く自分たちを駒として使っていた事実に、カレブはこれまでにない怒りの衝動に駆られる。同じく事実を知ったヘルシャーギャングの同胞たちはカレブに絶対の忠誠を誓い、共に所長の首を獲らんと決起する。


一味は激しい怒りのまま、ものすごい勢いで刑務所の入り口を突破し、銃を抜こうとする看守たちもスピアガンで返り討ちにし、またたく間に所長室まで到達。偶然にも所長の元を訪問していたベイショアの姿もそこにはあり、カレブはベイショアに、部下たちは所長にそれぞれ徹底的な報復を加えた後、命乞いをする二人を(自身らと同じく二人を恨んでいるであろう)囚人たちが集まる食堂に放り込んだ。


報復を終え、かつて自身が収監されていた独房に足を運んだカレブは、そこで不可思議な黒い霧を目撃する。その先には、辛い幼少期を過ごした埃っぽい街道に、自身を迫害したいじめっ子たち、利用した重役たち、そして忌々しいベイショアの姿がそこにはあった。同じく霧の中から現れた、彼らを葬るには誂え向きな美しく反り上がる鋼鉄のフックに魅了されたカレブは、負傷の痛みに耐えながら霧の中へと身を投じた。


関連タグ

DeadbyDaylight キラー(DbD)

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