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概要

国道30号の海上区間を成している岡山県玉野市の宇野港と香川県高松市にある高松港を結ぶ宇高航路を運航する三社のうちの一社であり、国鉄宇高連絡船撤退と瀬戸大橋開業後も運航を継続した。

なお宇高連絡船は「うこう」読みだが、同社は海上保安庁の呼称に従い「うたか」呼びである。また企業名の正規表記は旧かなに基づいた「宇高国道フリー」(エが大文字)だが読み方と通俗表記はあくまでも「宇高国道フリー」(ェが小文字)である。

2008年4月、子会社の国道フェリー株式会社に航路を全面移管。大橋開業後より徐々にジリ貧と化すと宇高航路の運営存続のため、乗用車の往復割引や回数券、割引乗船券発売、副業としてフェリーの乗降客を対象としたコンビニの営業、また車内はより豪華に装飾したり、うどんなどの売店の設置、更に後述のキャラクター事業展開など、思いつく限りの健気で涙ぐましいサービスが行われた。

しかし高速1000円化による利用者の減少、燃油高など周辺環境の度重なる悪化により追い込まれ、ついに2012年10月17日の運航を以って運休となった。

なお「宇高国道フエリー株式会社」そのものは、太陽光発電やゴルフ場の経営会社として現在も存続している。

長女「かれん」、次女「いおん」、三女「まりん」の3人からなる、宇高国道フェリーのマスコットキャラクター。メイン画像。いわゆるご当地キャラ萌えキャラである。デザインは『70年代風ロボットアニメゲッP-X』のキャラデザ(実質上の原作者)で知られる、ゲームデザイナー・漫画家の八的暁氏(玉野市出身)。

宇高航路休業後、彼女たちの運命は流動的である。彼女たちの関連グッズは、航路休止を前にして完売した。

宇高国道フェリーの公式サイトはトップ画面のみとなったが、今でも彼女たちのイラストがトップ画面に飾られている。

四国ゆき『宇高国道フェリー』公式サイト

関連項目

本四フェリー - 宇高航路3社のうち最初に撤退

四国フェリー - 現在も宇高航路を存続させる唯一の企業

南海フェリー - 本四連絡、及び萌えキャラフェリー仲間

ジャンボフェリー たこフェリー

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