概要
長い間、ヤゴス島の遺跡の中で眠りについていたがエルクとリーザの手によって発掘され、ユドの村に住むヴィルマーによって修復された。
かつては七勇者の護衛部隊【機神団】の団長を務めたほどの歴戦の勇士で、容姿は作中に登場する機械系モンスターのようなスタイリッシュなものだったが、ヴィルマーの手によって修復された時は 大きくその姿を変えた。(例えるならストーブに手足がついたようなコミカルなもの)
口調は、歴戦の勇士とは程遠い老人のようなもので、どこか頼りなさそうな雰囲気を出している。
機神の最大の強みとは何か?
作中の自軍ユニットの中で唯一LVアップによる成長がない。武器による強化をするにも、ナックルユニットと銃ユニット(いずれも専用の装備)が片手で数える程度でしか存在しないため武器による強化もできない。
が、ヂークベックは【パワーユニット】と呼ばれるユニットを装備することで能力値を強化することができる。(しかし、パワーユニットにも相性が存在し ユニット同士が対となっているものは装備することができない)
LVアップがない代わりにヂークベックが得た経験値は蓄積されていき、ヴィルマーの研究所にある経験値分配機を使うことで、ほかの仲間に彼の経験値を分け与えることができる。
ヂークベックよりLVの高い敵を倒せばそれだけ多くの経験値を得ることができるが、倒すためには工夫が必要。
世界各地に存在する【封印の遺跡】と呼ばれる場所にソレが存在し、訪れていない場所がある場合『〇〇の封印の遺跡のパワーユニットを手に入れてから また来い』と遺跡に入ることができない。
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ネタバレ注意
【これより先、この戦士の正体が記載されているため 閲覧には注意されたし】
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【機神よ、何故 人間達と歩むのか?】
物語終盤にて 訪れた場所で最後のパワーユニットを守護する機神『ジャッジメント』との会話で明かされる。
『機神は、時代を動かす存在であってはならない。 時代を動かすのは人間・・・今、時代が大きく動こうとしている。 お前に 今一度問う』
『お前は、何故戦う?』
『戦うのは、我の意志ではない。 我の仲間の意志により、我は戦う』
何のためらいもなく、応える。
『お前は、何故 あの者達と旅をする?』
『彼らが我を必要とし、我も彼らに従うだけの価値があると判断したからだ』
『滅びゆく世界の中に生まれた、【小さな希望】。 その希望が集まり、時代を動かす【大きな光】となる。 そして、その光を支える小さな光が世界中に散らばっている。』
『彼らは、光となるべき存在だ』
自分を必要され、自身もアーク達が成そうとすることは価値があるものと判断していた。
『お前は、この滅びゆく世界で何を成そうというのだ?』
『我が成すことはない・・・全ては人間が決めること』
ジャッジメントは、エルクとアークの力を試し終えると 最後の質問をする
『お前は世界を救った後、何をする? 機神は戦うのが役目・・・平和になった世界に お前は必要とされないのだぞ?』
『必要とされる時まで、自らを封印しよう・・・あなたのように・・・』
最後まで自身が果たすべき任務を遂行し、再び自身の力が必要となるその時まで封印する という道を示している。