1、ユダヤ・キリスト教の天使。
2、新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒と呼ばれる敵の一体。
3、アクエリアンエイジ・イレイザー勢力のキャラクター。
ここでは1、2について説明する。
天使
雨を司る天使であり、やはり謎の多い天使である。
「神の兆候」を意味する名前で、「第三エノク書」というカバラ文書によれば世界を導く支配者の一人であるという。
雨を司る天使は他にもチラホラいるが、このマトリエルはとりわけ他の雨の天使よりも認知度が高いようである。それでも、マイナーな天使には変わりはない。
使徒
初登場はTV版第11話、第9の使徒として登場した。
その姿は巨大なザトウムシであり、目の様な模様を持つ。
都合好く事故による停電中に現れた為、停電していなければ恐らく瞬殺されていたであろう使徒とも言われている。弱い使徒の一つに数えられてしまったりすぐやられるという不遇ぶりだが、見た目(目の模様や蜘蛛みたいな外見)は作中の人物や視聴者に多大な精神ダメージを与えただろう。
なお作中で自衛隊幹部から「8番目の奴」と呼ばれていたが、レーザーディスク6巻同梱の解説書によると「使徒の正しい番号を把握しているのはネルフとゼーレのみで、自衛隊はマトリエルを第8使徒と認識している」とのこと。
最期
遠距離から弐号機にATフィールドを中和され、パレットライフルを数秒間受けただけで活動を停止した。このことからATフィールドはかなり微弱なものだったと思われる。
攻撃方法
地面に面した目から溶解液を流す。おもらし。
関連イラスト
左:旧版 右:新劇場版