零敬
れいけい
これは、あなたの復讐なのか……朔間さん?
独り寝はさびしいでのう、
地獄への道連れが欲しいのじゃよ
俺とおまえの道は分岐して二度と交わらない
あのひとも人間だ、
御伽噺に登場するような魔物なわけじゃない
怒るぞ、『零ちゃん』!
零ちゃんはね〜もう一度だけでも、
『敬くん』とチャンバラごっこがしたかったんです♪
『俺』はそれをずっと信じてるし、知ってる
————
概要
スマホアプリ「あんさんぶるスターズ」シリーズ(現在はあんさんぶるスターズ!!Basicとあんさんぶるスターズ!!Music)のキャラクター、朔間零×蓮巳敬人の腐向けカップリング。
※以下、当記事の内容は零敬に関する情報についてまとめた完全な非公式記事です。二次創作などにお役立て頂けたら幸いです。
※またこの二人の関係の特性上、ストーリー以外の項目にもストーリーに関するネタバレが非常に多く含まれます。ご注意下さい。
関係
ユニットは違うが、!時代においては共に夢ノ咲学院の三年生、!!では同じ事務所の代表と補佐である。!アプリ公開当初の敬人のプロフィールには「三年生の朔間零とは入学以前からの友人」という記載があり、現在の!プロフィールの記載は「英智、零とは昔からの友達」となっている。そしてストーリーの時間軸により様々な関係になるCPであり、呼称などもその時々で変わる。
二人の関係性の変化そのものがあんさんぶるスターズ!のストーリー(特に追憶)に大きく関わるので「CPそのものがネタバレ」という状態になりがちなCPでもあった。
(しかし!!においてはメインストーリーの序盤から幼なじみという説明があるなど、!時代に比べて関係性が分かりやすくなっている印象である)
以下の説明もネタバレを含むので注意。
■幼馴染
寺に生まれたやんちゃ坊主の蓮巳敬人と墓石に腰掛ける魔物じみた美少年の朔間零。二人は出会い、論戦を交わす友達になる。一時疎遠になるが、今もその関係は続いている腐れ縁である。
■年上/年下の同級生
朔間零は夢ノ咲学院を留年しているので、同級生だが年齢は零の方が一つ上。敬人は基本的に同級生以下は名字呼び捨て(※例外有)だが、「さん」付けで呼ぶ事のある同級生は零だけである。(状況で呼び捨てと両方使い分けている)
■不良×真面目
バイクなど校則破りの常習犯である自由な朔間零に真面目で説教が「趣味」の蓮巳敬人と対照的な性格。またオタクを理解できない一般人×オタクを恥じぬオタクの組み合わせでもある。
■生徒会長×副会長
あんさんぶるスターズ!前年度の春〜
朔間零が生徒会長、蓮巳敬人が副会長。夢ノ咲学院生徒会は学院を変える為に敬人が作ったものであり、零は敬人の頼みで生徒会長になっていた。詳しくは追憶✳︎それぞれのクロスロードにて。
■ユニット「デッドマンズ」メンバー
あんさんぶるスターズ!前年度の春
朔間零、蓮巳敬人、大神晃牙の三人によるユニット。詳しくは百科記事参照。
■別ユニットのリーダー同士
デッドマンズ結成の後、朔間零は過激で背徳的なユニット「UNDEAD 」のリーダー、蓮巳敬人は伝統を重んじる和風ユニット「紅月」のリーダーとなる。また両者とも夢ノ咲学院での強豪ユニットである。
■五奇人の親玉×生徒会副会長
あんさんぶるスターズ!前年度秋〜メインストーリー
生徒会長ではなくなった朔間零は問題児集団とされる「五奇人」の一人、蓮巳敬人は学院の秩序を守る生徒会の副会長と二人ははっきりと対立する立場になる。その立場自体は学生の間は基本的に変わらないが、時が進むにつれ対立関係は解消していく。
■リズムリンク事務所代表と補佐
あんさんぶるスターズ!!春〜
UNDEAD、Ra✳︎bits、紅月が所属する老舗事務所「リズムリンク」の代表と補佐。!!メインストーリー頃はどちらも代表になるのを渋っていたようだが、現在は蓮巳敬人が代表、朔間零が補佐となっている。
■吸血鬼×坊主 ほか
吸血鬼、魔王、魔物…等のイメージを持つ朔間零と、蓮や坊主など聖職者イメージを持つ蓮巳敬人など、二人の間には様々な対称性がある。洋(海外)×和(日本)、夜闇×暁(アカツキ)、悪魔×天使(スカウト!悪魔の館、スカウト!天使の翼)、断頭台の英雄×革命の脚本家、神様になりたくない天才×主人公になりたかった秀才……
色んな対比を見つける楽しみの多いCPでもある。
零と敬人の呼称まとめ
時期 | 零が敬人を呼ぶ | 敬人が零を呼ぶ |
---|---|---|
幼少期、!!御前試合 | 敬くん | 零ちゃん |
!前年度春 | 蓮巳ちゃん | 朔間さん |
坊主 | 朔間さん | |
敬人 | 朔間さん | |
おまえ | あんた | |
!メインストーリーの一部 | 蓮巳くん | 朔間零 |
!メインストーリー | おぬし | あなた |
現在の基本的な呼び方 | 蓮巳くん | 朔間 |
おぬし | 貴様 | |
二人でいるときなどに発生(!返礼祭など) | 蓮巳くん | 朔間さん |
その他の互いの呼び方 | 親友 | あのひと、吸血鬼 |
ストーリー
零と敬人が出る、または二人に関係する情報のあるストーリーについて記述しています。ストーリー既読者が確認を取れるようにという意味合いを込め、遠慮なくネタバレをしています。十分にご注意下さい。
メインストーリー
第五十八話が、零と敬人のゲーム内初会話となる。敬人は零のことを「朔間さん」「朔間」と呼び、零は敬人のことを「蓮巳くん」と呼んでいることが確認できる。以降のメインストーリーでも数話で会話を交わした。
ここで注目すべきは、敬人の零への二人称が「あんた」「あなた」である点。「貴様」が基本的な二人称である敬人の新たな一面が見られた。
挑戦!!願いの七夕祭
季節は夏(7月)。第四話、生徒会室にて敬人と英智の会話の中で自身らの卒業について触れる。
入退院を繰り返す英智を案じる敬人に、英智は「僕は君のお友達とちがって留年などしないよ」と発言。それに対し敬人は「『友達』というのは、朔間のことか。古い馴染みというだけだ、あいつはあいつで今年こそ卒業してくれるんだろうな。」と答え、公式にて初めて零と敬人が友人関係であることを仄めかした。
スカウト!エージェント
季節は冬(12月)。第二話、弓道場で敬人は真緒に生徒会絡みの指示を出す。
その後の会話で、真緒が「お互い幼なじみには苦労させられますね~?」と言う(真緒の場合は凛月、敬人の場合は英智)。それに対して「おまえの幼なじみといえば、朔間の弟のほうか。吸血鬼に関わると、ろくなことにはならんぞ。これは、経験者としての忠告だ。貴様も難儀な星の下に生まれてしまったようだな、衣更?」と意味深な返事をしていた。
敬人が過去、零に何かしら苦労をさせられていたことがうかがえる話である。
衝突!思い還しの返礼祭
季節は春(3月)。三年生の卒業を間近に控え、返礼祭からはドリフェスの主体が三年生から下級生になるのだが、零がリーダーを務めるUNDEAD、敬人がリーダーを務める紅月、ともに引継ぎ関連の問題で、返礼祭への出場が危ぶまれていた。
敬人はユニット唯一の下級生颯馬を案じ、もうひとりのユニットメンバー鬼龍、颯馬のクラスメイトのアドニス、偶々三人のやりとりを見ていた転校生の四人で神崎の様子を見に自宅へ向かおうという話になるが、その途中敬人は何かに気づき、突然「急用ができた」といって一人離れる。
向かった先は書架整理で立ち入り禁止の図書室。そこにはアルバムを眺める零の姿があった。
敬人が「零が図書室にいるのを見つけて図書室に出向いている」こと、また零が、図書室側からも敬人の姿が見えていたことがわかる発言をしているのは注目ポイントであろう。
図書室内での会話は、肩を揉んでほしいと頼む零に、敬人が「自分でやれ、俺にはもう、貴様の介護をしてやる理由がない」とあきれた様子で断ったり、おすすめの本を選んでやろうかという敬人に「え~、蓮巳くんのチョイスは玄人向けじゃからのう……。」と困惑したり。
更には「ちっこい文字が読みづらい」から眼鏡を貸してほしいという零に、敬人は『年代物の高級品』である眼鏡を貸した。
この二人、メインストーリーで対峙していたとは思えないほど仲が良い様子である。
卒業間際の寂寥感にかられた零が眺めていたアルバムには、かつて零と晃牙と敬人が『ユニット』を組んでいた頃の写真があった。ここで、ゲーム内ではじめて三人が、過去に同じユニットにいたことが明言された。ユニット名は『デッドマンズ』。現在のUNDEADの前身ともいえるユニットである。
また、会話内(詳細は返礼祭「斜陽の前/第三話、第四話」)で、自身を過去の遺物として見切りをつけてしまっている零に対し、敬人が「自分が誰とも関われない、絵本の登場人物のようなものだと思いこんでいるからか?」「あんたは他人と一定の距離をとり、誰の人生にも深い入りしないでいるつもりだろうが、それはあんたの勘違いだ、罪ですらある。……だから大神は怒ったんだ」と苦言を呈すると、「『俺』のことも説教するつもりか、坊主?」と圧倒したことから、『当時』は敬人を「坊主」と呼んでいたであろうことが窺えた。
「……朔間さん、少し考えていることがある。付き合ってくれ、いいや無理やりにでも巻き込んでやる」
敬人は零に、『デッドマンズ』の一時的な復活を提案。オリジナルメンバーではなく、零、敬人、紅郎、薫の四人で新生デッドマンズとして後輩を鼓舞させるためにユニットを組み、ステージに立った。
スカウト!ロビンフッド
季節は秋。第五話、弓道場に突如現れたレオと敬人が過去を懐古する会話をしている。
レオと敬人曰く弓道場は「治外法権」。敬人が生徒会の職権を乱用し、弓道場を校則が適用されない無法地帯として、当時弓道場を根城にしていた「悪逆の限りを尽くしたアホども」をレオと二人で成敗したらしい。
そんな経緯からレオは「後輩たちには、こいつはクソ真面目な堅物って印象なんだな~?」と意外そうに発言。「昔はけっこうヤンチャだったくせに♪ ほら、『デットマンズ』とか名乗って暴れてたじゃん? レイとかと一緒に! 何で解散しちゃったんだ、あの作風は好きじゃないけどおまえらのことは大好きだった♪」と、零と共にいた頃の敬人に好感を持っていたことを明かした。その際、敬人は「その名前は忘れろ」と言っている。
追憶*集いし三人の魔法使い
このイベントで、零が元生徒会長であったことが判明した。
敬人は、永らく書類だけの存在であった生徒会を復活させた。そして英智曰く「今の生徒会長とうまくいっていない」状況下で、英智を新たな生徒会長にすげ替えようとしているらしい。
また、一年前の姿の零と昔の口調でつむぎと会話の中で「しかしまぁ、『坊主』も苦労しているっぽいな。言うことを聞かない主人公に振り回されて、四苦八苦しながら筋書きを修正している。苦労してんのが文面から滲み出ているよなぁ、だから『やめとけ』って言ったのにさ」と、坊主(前述の返礼祭の会話より推測するに敬人)のことを危ぶんでいる。
招福*鬼と兄弟の節分祭
季節は冬(2月)。
メインは朔間兄弟と双子。蓮巳は☆3であり、零と敬人が直接会話をしているのは「比翼連理 第三話」だけだが、様々な部分に二人の過去に関する伏線が張られている。特に追憶✳︎クロスロードに関係する部分が多くあると見られ、非常に重要なストーリーである。
大豆について
節分という行事ということで大豆の話が各所で出てくるが、大豆は敬人の苦手な食べ物として他のストーリーでも非常によく言及される。アレルギーではなく我慢すれば食べられるとの事だが、気分が悪くなるというほどなので相当に苦手のようである。しかし節分祭では生徒会のメンバーに好意で福豆を差し入れられたため、きちんと年の数分食べている。
中盤では夢ノ咲抗争期に夏目が敬人への嫌がらせで作ったという「大豆ガトリング砲」も登場する。なお節分祭においては使用者は凛月で被害者は零であった。
また、敬人が大豆を嫌いになった理由についても節分祭後半にて語られており「吸血鬼の手のひらの上で踊らされて、一生分の恥をかいた」という事だが一体何があったのかは未だに明かされておらず、零敬における重大な謎の一つである。
なお節分の行事内容に見られるように元来「大豆が苦手」なのは「鬼」である。魔を払う意味があり精進料理などとも縁の深い大豆を「寺の息子」が苦手としているというのは何らかの意味が含まれているのだろうか。
デッドマンズ
節分祭ストーリーの中で唯一二人が直接会話する「比翼連理 第三話」にて、デッドマンズや現在の二人の関係の描写がある。現在「デッドマンズ」についての情報は極力消し潰している、と言う敬人に零は「過去の記録は消せても、思い出が失せたりはしない」と語る。五奇人を弾圧した自分が零の身内だと知られると立つ瀬がないという敬人の発言からは二人の関係がお互いの感情だけで完結する単純なものではなく、生徒会と五奇人という夢ノ咲の歴史における確執や学院内での社会的な影響があるものだという意識が伺える。しかし別に「あと、単純に恥ずかしい」と付け加えるあたり、敬人の素直な本音も見えた。そうして二人残った夕暮れの保健室で何を語ったのかは二人のみぞ知るところである。
追憶シリーズに関する要素
節分祭ストーリー内には夢ノ咲の過去、追憶シリーズに関連する要素が各所に見られる。特に零と敬人においては追憶✳︎それぞれのクロスロードと合わせて読みたい。
ストーリーの公開順は節分祭→クロスロードだが時系列ではクロスロード→節分祭なので、この二つのストーリーを対比させると伏線とアンサーが同時に存在するような面白みがある。
「朔間先輩の仕込みならたぶん全員が笑顔で思いっきり楽しめてめでたしめでたしで終われるはず」と零を信頼する真緒だが、零は真緒の知らない裏の計画を進めていた。その零の協力者の一人が「表向きには零と関係の薄い人物」である敬人である。また兄が苦手だと公言し、攻撃していたはずの凛月も協力者となっている。凛月も敬人も零にとっては「昔と変わり拗れてしまった関係」だが、その二人と零が協力する部分にそれぞれの変化が窺える。そうして「すべてが終わってしまった後に、愛おしいものの残骸を抱えてめそめそ泣くのは御免じゃ」と語る零が「誰かの為に仕掛け人となって動く物語」が節分祭である。
葵兄弟について「アイドルとしての成功と、個人的な幸せが紐付いていない、それが不協和になる」とあるが、それはかつての朔間零と重なる。敬人が提示した「革命の主人公」あるいは世を救う神様のようなアイドル像は零の個人的な幸せとは離れたものであった。
自分に関して「どうも誤解があるようじゃのう」という零。自分はいつも何故か世のため人のために働いていると思われがちだが、それは己が善良であるが故ではなく「人間に恋をしているから」だと語る。その感情から身を粉にして尽くしてしまうことも自覚しているが、「しかしいつまでもおぬしの味方だと思われては困る」自分は手強い敵にもなるのだ——そう語る零。この一連の台詞がまさに朔間零の在り方であり、クロスロード以後における行動ともリンクする部分である。
また敬人の方も「朔間さんは人類のすべてを救えるヒーローじゃない」と零について語っている。人々を救済する役割をたったひとりの人間に求めるのは残酷なことだと説きながら「否、最初からそれを弁えていれば話は違っていたんだろうな」と自省するような発言もあり、彼らの過去を知るとより重みを感じられる部分である。
「後輩に甘いというか、縋られると振り払えないのは貴様の難点」と指摘する敬人だが、しかし逆に「零に縋っても振り払われたのは敬人だけ」であり、それを知っていて「どうして俺だけは駄目だったんだ」と内心思っていた事が「温故知新 継承の御前試合」にて明かされた。
学院内のイベントで言えば節分祭は大きなものではなく、葵兄弟の為の物語である。しかしながら革命期以降立場的に敵対してしまった零と敬人が協力し、また「零が主体となって敬人がサポートをする」という形の計画は「かつて実現しなかった夢物語」のメタファーとも言えるのではないだろうか。
スカウト!拳闘の四獣
季節は冬(2月)。節分祭後。
登場はストーリーに敬人が出る程度だが、晃牙とひなたの会話の中で「(零と蓮巳は)無駄に仲が良かった気がする」という台詞がある。
撮影!ぽかぽかアスレチック
季節は春。返礼祭後。二人の直接的な会話はほとんどないが、「(その場にいる全員含め)また会おう」という趣旨の会話をした。きっと彼らには明るい未来があるだろう。
追憶*それぞれのクロスロード
季節は1年前の春。デッドマンズ結成と解散に関する物語がメイン。
学院に革命を起こしたいと奔走する敬人は、「昔なじみのよしみ」「お前(敬人)への好意から」生徒会長の席に座っている零を利用し、地下ライブハウスを学院の不良がたまり場にしている問題を片付け生徒会の名を挙げようとする。しかし想定外の事態が多く起こり、作戦は失敗してしまった。零は敬人の思惑を見抜いた上で、「あんまりおまえの考えには同意できない」「危なっかしくてみてらんね~し……自ら断崖絶壁に向かうおまえを制止したいと思う程度にはお前が大事だ」と話す。庇護欲を抱いている。
「それでも、悪魔に魂を売ってでも叶えたい夢があるならさ……。そこまでの覚悟なら、条件つきだが手を貸してやってもいい」
一度だけ、地下ライブハウスの問題を解決するためのことのみを条件に、零は敬人に従うという。そこで敬人は、「地下ライブハウスでライブバトルを行い、同じチームで参加する。出演者は優勝者の言うことを聞くルール」という策を講じる。これが「デッドマンズライブ」である。
途中までこの策は上手くいくが、零が敬人たちのチームから抜けたことで崩壊、助けを求めた敬人を、考え方の相違から零は突き放すこととなり、二人の道はたがえることとなった。
またこのイベントで、学院に入る前からの付き合い」の詳細(出会い)が敬人の口から語られた。
寺の息子である敬人は親の手伝いをしていた際、葬儀場や墓場を散歩する浮世離れした美貌の少年(零)に出会う。聡明で人を惹きつける才能のあった零は、幼い頃から大人にまで助言を求められていたらしい。しかし、自分と英智以外の子供を見下していた節のあった敬人は、零にどうにか勝ちたいと論戦を吹っかけていたそうだ。それを零は「ただの友人として接してくれていた」と恩を感じていた。
そのため「暇つぶし」という理由もあったが、敬人への恩返しとして生徒会長を引き受けたようである。
ちなみに、当時の零の敬人への呼称は「坊主」のみと思われていたが、「蓮巳ちゃん」や「敬人」とも呼んでいたことも判明した。
デコレート♡深紅のショコラフェス
季節は冬。バレンタインライブとして行われるショコラフェスだが、硬派な和風で通っている紅月には鬼門のイベントだった。そこで、UNDEADから『ファンが思わずドキッとするような』パフォーマンスを教えてもらうことになる。
練習初日、不安そうな敬人に紅郎が「大丈夫だ、『UNDEAD』みたいなパフォーマンスができるかどうか心配なんだろうけど。昔はできてたんだし、今もできるだろうがよ」と言って「その話はするな、思い出したところで参考にはならん」と返されるという、デッドマンズを匂わせる場面があった。
零が講師役を薫に一任したこともあってか、零と敬人の直接的な会話はないが、敬人が「ば、ばきゅ〜ん……♪」などとファンサを練習しているのと同じレッスンルーム内に零がいたことは確かである。
生け贄◆不死者たちの復活祭
季節は春(と、1年前の夏)。DDDの後、UNDEADと2winkの復活、それに零の儀式を兼ねたライブの企画書を提出するために零と晃牙は生徒会室を訪れる。S1でUNDEADに苦い思いをさせられたからか、2人の姿を見て敬人は「いったい何の用だ?まんまと革命を起こされて、泣きべそをかいている俺たちを嘲笑いにきたのか?」と言ったり、意識して零を「朔間」や「貴様」と言っている様子が伺える。そんな敬人の様子を見てか、零は復活祭を差別化する話の際に「その道の先導者たる『紅月』を見習い、温故知新、旧きものと新しきものの融合を試みようと思っておる(中略)何なら『紅月』も一緒に出演するかや?」、「赤ペンを握りしめてどんどん採点をしておくれ、誤りがあればバッテンをつけて、正しい答えを示してほしい」などとご機嫌取りをしている。そして敬人はわかりやすくノリノリになった…。
さて、企画書の提出には零だけで十分だったが、なぜ晃牙がついてきたのか。それは、晃牙が零と活動出来ることをまだ現実として実感できてない不安からと、敬人になら零が隠している真意を話すかも知れないと思ったからである。(「あの連中(零と敬人)が本気で頭を使って隠し通そうとしたら、俺様には見破れね〜んだけど」) …が、その連中は晃牙とその場にいた颯馬を生徒会室から追い出す。「俺様たちを追い出して、ふたりでこっそり内緒話でもしたいのかよ?」実際、晃牙はデッドマンズライブ中の零と敬人の会話が騒音で聞こえておらず、よくわからないままデッドマンズが駄目になってしまったと思っているので、そう思ってしまうのもしょうがないのだ。ちなみに、デッドマンズのライブは1回だけではなかったことが判明した。
また、敬人は朔間の一族や儀式について詳しく知っているようである。
儀式とは、春の収穫物に準えられた若者の血を次期頭首である零が飲むという、朔間一族が定期的に行っているものだ。知らない相手の血は飲みたくないということから、生贄は零の知り合いから選ばれる。
生贄役をやれるのは一人一回のみ、晃牙は既に生贄経験済み、アドニスは両親と朔間一族の関係上表立って生贄役にしづらい、薫には断られ……と生贄役の選定に難儀する零。しかし、これらの問題が無く生贄になれそうな敬人には頼まなかった。儀式の実施含め企画の相談はするにもかかわらず、である。
一方敬人は「人の生き血を飲む」という中々に尋常でない儀式をただの世間話かの如く自然に受け流している様子。想定外の事態に弱い、風紀を厳しく取り締まる…といった普段の敬人から考えるとあまりにも不自然である。極めつけに晃牙からの「(朔間一族について)テメ〜なら知ってるだろ」というセリフ。
上記および零と敬人が幼馴染という事実と併せて考えると、敬人は既に生贄を経験している可能性があると考えられるのではないだろうか。
スカウト!悪魔の館
季節は春。凛月につむぎと仲良くしている様子を見せつけられ、そんなに眼鏡が良いのか!我輩だって似合う!と錯乱した零が「ちょっと生徒会室に行ってくるっ、『坊主』から眼鏡コレクションを奪う!」と叫ぶシーンがある。
また、コミックワールドと合わせて読むと「凛月と仲良くする人物(敬人、つむぎ)」に対する零の反応の相違が分かり、興味深い。
スカウト!コミックワールド
季節は夏。敬人、紅郎、転校生が武道場で話していたところ、いつの間にか外では暴風雨が吹き荒れていた。
奏汰に呼ばれ、屋上で薫のサーフボードを救出して武道場に戻るとそこには雨宿りしている凛月が。自分らしさについて語る敬人への「それって兄者の受け売りかなぁ、『敬ちゃん』?」という発言は、スカウト!悪魔の館を汲んでのものであろう。「敬ちゃん」と呼んで懐いてくる凛月に、仲良しだと思われるからその呼び方をやめろと敬人が言うと、凛月が「え〜、仲良しじゃ〜ん?兄者と敬ちゃんは喧嘩して縁が切れたけど、俺にはべつに関係ないし〜?」「俺と敬ちゃんが仲良さげにしてると、兄者が複雑そうな顔をするから愉快だしねぇ……♪」と返してきたことから、現在の敬人に対する零の複雑な感情が窺えた。
その後紅郎が転校生を家まで送りに行ったため武道場に残された敬人、凛月、奏汰。妙な面子に間が持たず、困った敬人が「(共通の話題がない。強いて言うなら、『朔間さん』の恥ずかしい話でもすれば盛り上がるんだろうが)」などと思案する場面がある。
ちなみに本スカウトで実装された敬人のLive2Dは、全衣装の中で唯一のモーション付き(背後にバラが咲き髪の毛から水が滴る)という非常に気合の入れられたものであり、必見。
コーラス☆始まりのオペレッタ
季節は翌年度の春。【オペレッタ】の調査結果を話す為に落ち合った真緒、晃牙、凛月。
調査担当の真緒によると情報提供元は敬人らしい。【オペレッタ】は朔間兄弟に関する案件なのになぜ敬人が知っているのか不思議に思う晃牙は「卒業後、朔間先輩と仲直りでもしたのかよ。そうだったらまぁ…普通に、俺様としても『良かったな』としか思えね〜けどさ」と言う。それに対して真緒が「ほら『例の事務所』でさ、『紅月』と『UNDEAD』はーー」と言いかけ、晃牙が「そっか、同じとこで働いてたら情報も入るよな」と納得する場面があった。
紅月とUNDEADが同事務所である可能性が初めて示唆された瞬間である。
また零が己の子供時代を、本ばかり読んでいて蓮巳くんなどを笑えぬぐらいに頭でっかちだった、と回顧するシーンがある。
キャラストーリー
鬼退治(敬人のキャラクター別ストーリー)
季節は夏。敬人が学校から家に帰ると、そこには寺の建物に忍び込もうとしている葵兄弟が。どうも夢ノ咲学院の七不思議のひとつ『呪いのビデオ』がこの寺にあると零から聞いて来たらしい。件のビデオカセットが蔵にあることを思い出した敬人は、二人にそれをやる代りに不審行為のお仕置きがてら蔵掃除を頼むのだった。
しかしこの「お仕置き」、お風呂、晩ご飯、アイドルの仕事の紹介付きである。仕事の紹介について「貴様らは暇にしておくとろくなことにならん。そのあたりは、やはり朔間によく似ている」とこぼすと、ゆうたから「……?副会長って朔間先輩と仲良しでしたっけ、そんな口ぶりですけど」と意外そうな反応が帰ってきた。「以前はな」と濁したものの、ひなたからは「な〜んか副会長は俺たちみたいなのの対処に慣れてる感じだ。ほんと朔間先輩と昔は仲良しだったのかも」と、何かを察したようなセリフが発せられた。
普通っぽいことをあまりしてこなかった葵兄弟には、このお仕置きと称したお泊まり会のような展開が嬉しい体験となったようだ。もしかすると、零はかつて自分が蓮巳家に入り浸っていた経験から、双子にもそういった体験をしてほしくて送り込むようなことをしたのかもしれない。
ストーリー関連その他
幕開け!夢ノ咲サーカス
零と敬人が同じ話に登場するが会話イベントはなく入れ替わりのような形で登場している。しかし、おそろいの練習着がカードになっている。
スカウト!梅雨の華
※ここでは梅雨の華にて零の語る『ある友人』が敬人である前提で話を進めています(ストーリー公開当時は3年の眼鏡キャラは敬人しかおらずそう判断する他なかった経緯)。現在は「スカウト!ビブリオ」が公開されており、零に眼鏡を貸したのはつむぎであるということが明かされていますが、当時の零敬の記事の記録として残してあります。
季節は夏(6月)。零は失せ物を探すべく転校生とともに曇り空の外を歩いていた。
「ある友人から、雨の音を聞きながら読書をするのは乙なものだと聞いて、そこまで言うならと実行してみたんじゃが」と、雨の中、傘を差しながら本を読み、その際に借りた眼鏡をなくしてしまったらしい。 「ちっこい文字を書いてある本を読むためにわざわざ眼鏡を借りて、なくすとは友人に合わせる顔がない……」とまで気にする発言までしている。
眼鏡を見つけた後に、軽音部メンバーと顔を合わせた際、晃牙が「吸血鬼ヤロ~に友達なんかいたのかよ。妄想の友達は友達とは言わね~ぞ?」というのに対して留学していた頃の友人の他、夢ノ咲学院にも友人がいるということを伝え、「どうも、わんこにはそう見えなかったようで残念じゃのう~」と語った。これは、ユニット抗争時代同じユニット(デッドマンズ)に所属していた敬人が晃牙にとっては零の友人に見えなかったことを悲しむような発言ともとれる。また、零に犬扱いされたことに憤った晃牙が、零への攻撃を止められ、標的を零の持つ眼鏡に変えたのだが、「もし眼鏡を壊したら、わんこといえど容赦せぬぞ?」と殺気を発し引き下がらせた。
また、同ストーリー内で、転校生に対して友はいるか?と尋ね「友は大事にせいよ……などと我輩が言えた義理ではないんじゃがな……」と苦笑いを浮かべながら意味深な発言をしている。
スカウト!賢者の導
衣装での、首元のケープのアニマル柄が、返礼祭の零が腰元につけていたアニマル柄の布と酷似している。(また、頭に被っている帽子も返礼祭の衣装(ジャケット)と同じような配色になっていた。)
また、クロスロードで公開されたデッドマンズ衣装もアニマル柄である。
ミニトークなどイベント以外のストーリーについて
誕生日など、通常イベント以外の期間限定ストーリーなどについてまとめています。
誕生日ストーリーまとめ
大神晃牙の誕生日(2017年)
- 大神晃牙 誕生日のお祝い/蓮巳敬人
晃牙の誕生日会場で「馬鹿騒ぎしている連中がいると匿名の連絡が入ってな」「まったく、こういうことなら普通に呼び出せば良いものを。相変わらず度し難いな、あのひとは」と言う敬人。注目すべきは、零が敬人に晃牙の誕生日祝いへ来てほしいと思ったこと、しかし実名ではなくあえて匿名で呼んだことであろう。実名は出せなくても、ちゃんと三味線まで用意しているいじらしい面も描かれた。
ちなみに前述の台詞ではせっかく「あのひと」とぼかした表現をしていたのに、その後「あの吸血鬼め…」と言ってしまう敬人であった。
朔間零の誕生日(2017年)
そもそも敬人が、たった8つしかない零の誕生日祝い枠に入ったことがまず感慨深いところである。
以下3つのショートストーリーは繋がった内容のため、まとめて記載する。
- 朔間零 誕生日プロデュースコース
転校生からレアなショットを所望された零は、デッドマンズで写真を撮ることを閃く。転校生に晃牙を呼ぶよう頼み、自分は向こうで渉たちに絡まれて居心地が悪そうにしている敬人を連れてくると言う。
- 朔間零 誕生日のお祝い/蓮巳敬人
- 朔間零 誕生日のお祝い/日々樹渉
誕生日会場に来た敬人が五奇人に囲まれて『五奇人 feat.蓮巳敬人』で大豆をテーマに即興ライブをさせられそうになっていると、零がやって来てデッドマンズで写真を撮ることになる。
他メディア関連
ユニットソングCD
零と敬人が関わる楽曲について
■Death Game HoIic
二人が過去に組んでいたユニット、デッドマンズの曲。
追憶✳︎それぞれのクロスロードのストーリーを思わせるような歌詞でもあり、激しいロック調の曲である。
「あんさんぶるスターズ!ユニットソングCD3rdシリーズ06.UNDEAD」及び「アルバムシリーズ05 PRESENT-UNDEAD-」収録
■茜路の邂逅
蓮巳敬人のソロソング。"古い友人"に向けた想いを歌うバラード。
PASH!2019年11月号の「あんスタ!」アルバム全力レビュー第2回にて作詞の方が「"古い友人"は英智だけを思い浮かべているわけではなく、広い意味での友情を意識している。歌詞に「丘」という言葉が出てくるのは「クロスロード」のストーリーのイメージによるもの」という旨の発言をされている。蓮巳敬人の"古い友人"、作中で明言されているのは英智のほかには零しか存在しない。
「あんさんぶるスターズ!アルバムシリーズ04 PRESENT-紅月-」収録。
■UNCHAINED CHANGE
零、敬人、千秋の三人で歌う舞台版オリジナル曲。CD音源にはなっておらず、現在聴くことができるのは「舞台あんさんぶるスターズ!オン・ステージ Destruction×Road」BD及びDVDのみ。歌詞も同ディスクのブックレットに記載。(詳しくは舞台の内容にも関わる為、舞台欄にて後述)
■Black Ball-Room
零、敬人、晃牙、紅郎の四人(表記はデッドマンズwith紅郎)で歌う舞台版オリジナル曲。上記のUNCHAINED CHANGEと同じくCD音源にはなっておらず、現在聴くことができるのは「舞台あんさんぶるスターズ!オン・ステージ Destruction ×Road」BD及びDVDのみ。歌詞も同ディスクのブックレットに記載。(詳しくは舞台の内容にも関わる為、舞台欄にて後述)
舞台「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」シリーズ
(株)マーベラス主催の2.5次元舞台。2020年秋現在シリーズは8作出ており、9作目の上映が予定されている。(以下「あんステ」と表記)
特に朔間零及びUNDEADがフィーチャーされる「Destruction×Road」は追憶✳︎それぞれのクロスロードのストーリーを含む舞台であり、零と敬人の関係性も多く描かれている。
また、蓮巳敬人及び紅月がメインとなる舞台はまだ出ていないが、シリーズを通し出演回数は非常に多い。
舞台版ではゲーム内ストーリーを舞台用に編集するため、一部ストーリーの変更がある。また脚本及び演出や役者のキャラクター解釈なども加わり、ゲームと同じストーリーでもまた違う印象を受けるなどの面白さがある。
以下はピックアップタイトルの紹介。
■あんステ(第一弾はサブタイトルなし)/Take your marks!/To the Shining future
!メインストーリーが原作の三部作。トリスタに味方する反生徒会側の零と生徒会側の敬人の対立期。特に第一弾でのUNDEADvs紅月の対バンの舞台演出が見事で、その前後の火花が散るような応酬も見どころである。
■Destruction×Road
UNDEADをフィーチャーした舞台であり、第一幕は追憶✳︎それぞれのクロスロード、第二幕は出航!海上の海賊フェスのストーリーをメインに構成されている。出演はUNDEAD、流星隊、紅月の三ユニットのみで、その為ストーリーにいくつかの変更点がある。
なお最初に公開されたUNDEAD版PVは海賊フェス衣装がメインで、最後に数秒のみ青ネクタイの零と思しき人物が映るだけというものだった。これは追憶の匂わせ……!? 一瞬でも昔の話がある可能性が!?とざわついた界隈だったが、蓋を開けてみればなんと第一幕が丸々追憶だったという衝撃の展開であった。
また海賊フェス版メインビジュアルと共にクロスロード版メインビジュアルも公開されており、BDとDVDのパッケージもリバーシブル仕様となっている。
ストーリー内で零と敬人の二人が一緒に歌う曲は既存デッドマンズ曲「Death Game HoIic」舞台オリジナル曲「UNCHAINED CHANGE」「Black Ball-Room」の三曲。
「UNCHAINED CHANGE」はライブハウスに乗り込んだ零・敬人と、不良たちの前で歌っていた千秋の三人での即興ライブで、零と敬人にとっては唯一の制服ライブでもある。
作詞家の方によれば夢ノ咲学校指定曲的なものをイメージしており、生徒が皆知っている曲という設定。(そのため三人での即興ライブが可能だったと思われる)また「飛び抜けたパワーワードよりも安定感のある普遍的なポジティブな歌詞だが、でもある種のカリスマが歌うことにより特別な意味を持ってしまいそうなギリギリの線を狙った」と本人Twitterで語っている。即興ライブの為、三人の振りはかなりバラバラだがそれぞれの個性の出たライブパフォーマンスとなっている。
「Death Game HoIic」はデッドマンズライブでの一曲目。ゲーム版のクロスロードで公開されたデッドマンズユニット衣装でのライブであり、マイクスタンドを使った激しいパフォーマンスが印象的。なおUNDEADの一曲目である「Melody in the Dark」もマイクスタンドパフォーマンスがあり、デッドマンズがUNDEADの前身である事を意識しているのかもしれない。
「Black Ball-Room」はデッドマンズに紅郎が加わった四人でのライブ。純粋な荒々しさのある「Death Game HoIic」とはまた少し違う激しさのメロディックなロックとなっている。零と敬人の「勝負の場」の曲であり、ステージ上で四人それぞれの想いが交錯する様を描くようなライブである。特にダンスパフォーマンスは必見。見ればわかる。
作詞家の方によるとタイトルはBlack Ballで反対投票を意味し、さらに曲調からのBall-Room(舞踏室)を掛けており、Black(闇)に包まれて誰と踊っているかも分からない状態をイメージしているとの事。またそれに呼応するBlack Mirror Ballという言葉は星を放てない夢ノ咲の現状とも語っている。(本人Twitterより)
また、この三曲のライブパフォーマンスのほかに敬人が「朔間さん仕込みの三味線」を披露する場面もある。晃牙との対バン、からアドニスも加わっての三楽器異種セッションも見どころ。
二幕は海賊フェスのストーリーとなり、UNDEADと流星隊がメインのストーリーに。しかし舞台キャスティングの都合上、ゲーム本編ではプロデューサーが着ぐるみを着て手伝う部分が颯馬に変更になっている。そのため一幕で道を分かった筈の敬人が「朔間から頼まれごとをしていてな……」と語り出すことになり、いつのまにか普通に交流している様子で妙に微笑ましい感じになっている。
そのほか、公演以外では舞台公式Twitterで二年生の零と敬人が販促を担当するなどの演出があった。
その他
零と敬人の絡むストーリーまとめ
!メインストーリー
58話 | 零と敬人初会話 |
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60話 | |
61話 | 2人だけの会話 |
62話 | |
71話 | 結果発表にて |
73話 | 退場シーン |
87話 | 零が敬人の名前を出す |
!イベントストーリー
七夕祭-晴れのち雨4話 | 敬人が零の名前を出す |
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エージェント-聖夜の秘密指令2話 | 敬人が零の名前を出す |
返礼祭-斜陽の前3話 | 図書室にて |
返礼祭-斜陽の前4話 | 2人だけの会話 |
返礼祭-贈る言霊2話 | デッドマンズとして(会話はなし) |
ロビンフッド-王と愉快な仲間たち5話 | レオがデッドマンズについて語る |
追憶*3人の魔法使い-灰は空に帰す3話 | 零が敬人の名前を出す |
節分祭-連理比翼3話 | 二人の会話がある |
節分祭-エピローグ | 敬人が自らのトラウマに関わる吸血鬼、及び零について語る |
四獣-3話 | 晃牙が二人の仲について語る |
四獣-エピローグ① | 二人の共謀について晃牙が語る |
ぽかぽかアスレチック-エピローグ | 二人の会話がある |
クロスロード | 必須スト! 読んでください!! |
深紅のショコラフェス | 直接のやりとりはないが、ユニットぐるみで一緒に練習している |
復活祭-Regeneration6話 | 二人が会話する |
復活祭-Regeneration7話 | 二人が会話する |
復活祭-Regeneration8話 | 二人が会話する。晃牙が二人の仲に言及する |
復活祭-Reincarnation1話 | クロスロード後の二人の関係性を見ることができる |
復活祭-Reincarnation6話 | 敬人が零の教育について語る |
復活祭-Reincarnation7話 | 敬人が朔間の家の一族や儀式について詳しい様子を見せる |
悪魔の館-2話 | 零が坊主から眼鏡を奪うと言う |
コミックワールド-6話 | 敬人の話を凛月が、零の受け売りではないかとと評する |
コミックワールド-8話 | 場つなぎに零の恥ずかしい話を披露しようと考える敬人がいる |
流星の篝火-二年前、ヒーロー未満4話 | 敬人が零について悩んでいる |
流星の篝火-一年前、ヒーロー失格6話 | クロスロードで零から学んだことを敬人が話す |
流星の篝火-一年前、ヒーロー失格13話 | 敬人が零について語る |
オペレッタ-Brothers5話 | 零の企てるオペレッタについての情報を敬人が漏らす |
オペレッタ-Birthday8話 | 零が過去の自分を振り返るのに敬人を引き合いに出す |
時系列まとめ
- 追憶*それぞれのクロスロード<過去春>
- 追憶*3人の魔法使い<過去春→秋>
- メインストーリー<春>
- 復活祭<春>
- 七夕祭<夏-7月>
- ロビンフッド<秋>
- エージェント<冬-12月>
- 鬼と兄弟の節分祭<2月>
- 拳戦の四獣<2月>
- 返礼祭<春-3月>
- アスレチック<3月>