概要
1082年~1167年
伊勢平氏の一族で伊勢平氏(平家)の棟梁である平忠盛・清盛の二代に家人として仕えた。
「平家第一の郎党、武士の長なり」と謳われた有能な平家の有力家人で忠盛の出世を妬む貴族達が
内裏で忠盛を闇討ちにしようとした際、清涼殿の小庭にて武装して潜み主君を守ったエピソードが『平家物語』に描かれている。
清盛の時代には1160年に肥前で反乱を起こした日向通良の討伐に功績を挙げ、平治の乱においても清盛に対して帰京を進言する等重んじられた。
子に平田家継、平貞能がおり平家末期の有力家人として知られる。