概要(真面目な方)
詳細はアズサ(ポケモン)を参照
「ポケットモンスターシリーズ」の『ルビー・サファイア』に登場する
パソコン預かりシステム管理人、マユミの姉にあたる。
誕生経緯
ポケモンXYの新要素である「ポケモンバンク」の管理者を任されたことが、
彼女にとっての悲劇であった。この「ポケモンバンク」は同梱の「ポケムーバー」と
あわせて過去シリーズのポケモンを持ってくることができるという、
過去作品のファンにとって垂涎のシステムであった。
伝説ポケモンや過去作限定のポケモンをXYに連れて行きたいライトユーザーから、
過去作限定の技を習得した、あるいは過去作で育成したポケモンを連れて行きたい廃人まで
幅広い層のポケモンファンが、12月25日の「ポケモンバンク」解禁を今か今かと待っていた。
しかしさまざまな要因(後述)が重なり解禁直後からエラーが多発するという
状況に陥ってしまう。解禁時間は12月25日の朝だったのだが、
エラーの連発で登録できないまま夜を迎えた人も多く、当然夜からは
クリスマスを楽しんだ人をはじめ昼間にゲームをできない人が参入するため
時間が経てば経つほど、エラーの連発やサーバー負荷で繋がりにくくなるという悪循環に陥る。
日付を経ても改善されるどころか、「ニンテンドーeShop全体がポケモンバンクで
サーバーがヤバい」という状況になってしまい、他のゲームのためにニンテンドーeShopを
利用していた人を直撃する被害を出してしまう。結果、これが重く見られ、
26日の夜9時以降からポケモンバンクの配信停止(2014年1月22日7時前に再開)という
処置に踏み切る。
エラー要因
- ニンテンドーeShopへの予想を超える同時接続数によるサーバ負荷
- ニンテンドーネットワークIDの登録・認証処理によるサーバ負荷
- 特に後者の影響が大きく、サービス提供前から登録が必要であることは公表されていたが、当日になって登録をしたユーザーも多く、高負荷に拍車をかける結果となった。
そんなこんなでこの不具合がもたらしたプレイヤー達の怒りを端的に表したのがアズサァ!である。
当初の予定から大幅に狂ってしまったポケモンバンク配信停止で、
やり場のないモヤモヤを抱えたポケモントレーナーの矛先が
ポケモンバンク管理者であるアズサに向かった結果と言えるだろう。
なお、前述の経緯でもわかる通り、当初の配信開始時間は12月25日の朝(午前8時頃)であった。
逆に予定のなかった人は恩恵を受けやすい状況であったことから、
これを粋なもてなしだとポジティブに考えた人もいたらしい。
また、このネタを嫌がる人が必ずいるので使う際は注意しよう。
言わなくてもわかるとは思うが、逆にポケモンバンクのような便利なものを提供してくれていることを逆に感謝するべきではないだろうか。