概要
今作には、プレイヤーキャラクターを作成して育成することができるストーリーモードがあり、さらに成長させたプレイヤーキャラクターのデータを『マリオテニス64』に出場させることも可能である。
キャラクター
マリオキャラクターと本作のオリキャラが存在する。
ライバル
アカデミー
- ケビン
選抜クラスのレギュラー選手、男性。ランクはシングルス・ダブルスともに1位で、アカデミー最強と謳われている。
アイランドオープンにはアカデミー代表としてシード枠で出場するが、シングルス・ダブルスともにコステロに敗れる。
主人公とは一度も対戦しないため、能力は不明だがシード枠でもありそれなりの実力があるとみてレベルは38~39辺りと思われる。
- エミリー
スピードタイプ。女性、レベル38。
主人公のアカデミー入校時に校内を案内してくれる。選抜クラスのレギュラー選手で、ランクはシングルス2位・ダブルス1位。ダブルスパートナーはケビン。
シニアクラスのコーチ、テニス辞典での解説役も担当。
アイランドオープンにはアカデミー代表としてシード枠で出場。シングルスの準決勝で主人公と対戦になり、勝利するとエキシビションで使用可能。
- マーク
オールラウンドタイプ。男性、レベルは34程度。
選抜クラスのレギュラー選手で、ランクはシングルス3位・ダブルス2位。
ダブルスでは選抜クラスレギュラーの座をかけて主人公チームと対戦する。勝利するとエキシビションで使用可能。
アイランドオープンにはアカデミー代表としてシングルスのみ出場。
自身がシード枠であることを強調するが、初戦でコステロAに敗退。「シードというプレッシャーに負けてしまった」と振り返る。
- アレー
スピードタイプ、アカデミーに所属する選手で能力はかなり低め、レベル5程度。
- ラブ
テクニックタイプ、アカデミーに所属する選手で能力はかなり低め、レベル5程度。
- ブレイク
オールラウンドタイプ、アカデミーに所属する選手で能力はかなり低め、レベル5程度。
アイランドオープン
- ユウコ
テクニックタイプで女性、レベル34。
アイランドオープンに出場するユニオン代表選手。シングルス・ダブルスともに1回戦で主人公と対戦する。能力がレベル34となっているだけで尖った強さはない。
- ヨシオ
オールラウンドタイプで男性、レベル33。
アイランドオープンに出場するユニオン代表選手。
ダブルスではユウコと組み、1回戦で主人公チームと対戦する。
シングルスでは1回戦でフランクに敗れており、「ボクたちユニオンはやっぱり1回戦で負けてしまいました」「(強豪と当たる前に)今のうちに負けてよかったかも」といった消極的な発言をする。
アイランドオープン選手層としてはレベル33はやや低いと本人も気づいている。
- スパイク
オールラウンドタイプ。男性、レベル37。顔グラ的に老けて見えるおじさん?
アイランドオープンにシード枠で出場するエンパイア代表選手。ドロップショットが変化球になる特殊能力を持つ。
シングルス・ダブルスともに2回戦で主人公と対戦する。レベル37とあって強い。
最有力選手の一人だが、自ら「問題にもならない」と評したノーシード・ノーマークの主人公に敗れると一言も口を利かなくなる。
主人公が優勝すると、表彰式で地団駄を踏みながら「覚えてらっしゃい・・・来年は許しません」と負け惜しみを言い放つ。
- エルダー
スピードタイプ。男性。レベル35。
アイランドオープンに出場するエンパイア代表選手。変わった形状のサングラスを着用している。
シングルスでは1回戦でコステロAに敗れる、ダブルスではスパイクと組み、準決勝で主人公チームと対戦する。選手層としては平均的な強さか。
- エリス
アイランドオープンに出場するエンパイア代表の女性選手。
シングルス・ダブルスともに1回戦でコステロに敗れる。
主人公とは一度も対戦しないため能力は不明だが、代表選手であってレベルは34~35か。
- エッジ
アイランドオープンにダブルス限定で出場するエンパイア代表の男性選手。
エリスのパートナー。1回戦でコステロブラザーズに敗れる。
主人公とは一度も対戦しないため、能力は不明だが代表選手であってレベルは34~35か。
- フランク
アイランドオープンにシングルス限定で出場するファクトリー代表の男性選手。
1回戦でヨシオを破るが、2回戦でケビンに敗れる。
主人公とは一度も対戦しないため、能力は不明だが代表選手であるのと1回戦を勝ち進んでいるためレベルは35~36と推定。
キャラクターグラフィックはエッジの色違い。
- コステロA
トリッキータイプ。男性、レベル40。
アイランドオープンに出場するファクトリー代表の小柄な選手。
コステロBの双子の兄。ロブの球速が速い特殊能力を持つ。
ノーシードながらもポテンシャルは高く、シングルス・ダブルスともに決勝に進出する。
弟とは対照的に紳士的な性格だが、決勝で主人公に敗れると、表彰式で「名門の名誉なんてクソ食らえ・・・だぜ!」と感情を露わにする。
- コステロB
パワータイプ。男性、レベル38。
アイランドオープンに出場するファクトリー代表の大柄な選手。コステロAの双子の弟。ダブルスでは兄と組み、決勝で主人公チームと対戦する。シングルスでは2回戦でエミリーに敗れる。
「ガルル」といううなり声を伴って片言で話し、待合室では試合開始を待ち切れずにウロウロしているなど獣性的で、他の選手や観客からは「ワイルド」「野獣」などと評される。
ストーリーモード
プレイヤーキャラクターを作成して育成することができるストーリーモードがあり、さらに成長させたプレイヤーキャラクターのデータを『マリオテニス64』に出場させることも可能、
ただし、VC版では連動機能が削除されている。
ロイヤルテニスアカデミーに入校した主人公アレックスまたはニーナ、そのダブルスパートナーであるハリーまたはケイトを育成させていくモード。
試合は選抜までは6ゲーム3セットマッチで行われ(これは女子プロテニスと同じ)、
アイランドオープン以降は6ゲーム5セットマッチで行われる(男子プロテニスと同じ)。
ロイヤルテニスアカデミー
通称・アカデミー。かつて王様によって創設されたという名門テニススクール。男女混合制。
入学する年齢等は設定されていないが、おおよそ10代が多く、20代もちらほらいると思われる。
選手の実力に応じて、ジュニア・シニア・選抜の3つにクラス分けされている。ジュニアクラスとシニアクラスのそれぞれ上位のランカーと呼ばれる選手に順に挑戦して試合に勝利することでクラス内の主人公のランクが上がり、1位のチャンプと呼ばれる選手に勝利することでクラスが上がる。
選抜クラス上位のレギュラーと呼ばれる選手に勝利してその座を奪うと、アイランドオープンと呼ばれるトーナメントへの参加権を得られる。
- ジュニアクラス
中庭の先にあるジュニアクラス用の4面のハードコート。
新入生である主人公は、まずはここのジュニアクラス所属となる。
ランカーの能力もおおよそレベル10前後の選手が多い。
- シニアクラス
中庭の先にあるシニアクラス用の4面のクレイコート。コーチは選抜クラスのエミリーが務めている。
シングルスでプレイ中、パートナーはここで練習を行っている。
ランカーの能力はジュニアクラスより強く、レベル20前後の選手が多い。
- 選抜クラス
中庭の西側にある選抜クラス用のカーペットコート。観戦席が設けられており、アカデミーで公式戦が開催される場合にも使用される。
ランカーの能力は大体レベル30程度。レギュラーの座を手に入れると第一部が終了。
アイランドオープン
第二部の舞台。レギュラーの座を手に入れると訪れることが出来る。
アカデミーの南にあるアイランド島で毎年開催されるオープントーナメント。アカデミーの学長が主催者を務める。
アカデミーに加えてユニオン・エンパイア・ファクトリーの各校の代表選手が参加する。
アカデミーからは選抜クラスのうちレギュラーと呼ばれる上位選手のみが参加を許される。
参加する選手層も能力が高く、おおよそレベル35~40辺りとなっているため、生半可な能力で試合すると苦戦を強いられる。
A・Bの2グループでそれぞれ選手が対戦し、グループを勝ち抜いた者同士で決勝戦を行う。
シングルスでは各グループに6名(うちシード2名)ずつが当てられ、主人公が優勝するには1回戦・2回戦・準決勝・決勝の4試合を勝ち抜く必要がある。
ダブルスでは3組(うちシード1組)ずつ当てられ、1回戦・準決勝・決勝を勝ち抜く必要がある。
会場のコートはいずれもグラスコートで、会場の中央にはセンターコートと呼ばれる決勝戦専用のコートがある。
開催中は飛行機でアカデミーと自由に往来できるが、閉幕後である第三部では飛行機の行き先がピーチ城に変更されるため会場に行くことはできなくなる。
ピーチ城
第三部の舞台。
アカデミーの上空に現れる巨大な虹の彼方にあるマリオワールドに存在している。
第二部でアイランドオープンで優勝を収めると、その実力を聞きつけた伝説のテニスプレイヤー・マリオからの招待が届き、飛行機で訪れることができる。
城内にはマリオキャラクターの面々が一堂に会しており、特設のキャッスルコートでマリオ(ダブルスではマリオとピーチ)との試合を行える。
マリオの能力は大体レベル42程度。ピーチはレベル45程度となっている。