ショーン(トリシア先生シリーズ)
しょーん
概要
ムリオン王家に仕える騎士の家系サクノス家の四男。本名はショーン・サクノス・ド・レイバーン。
騎士の一族として誇り高くあらねばならないと、間違った身分主張と高慢な気位の高さを見せていた問題児。しかし、その実は草花と詩を愛し、常に星見の塔の歌壇の世話を欠かさない、心優しい少年。しかし騎士としては女々しい禁じられた行為と自らの行動を恥じ、ひた隠しにしていた。後にベルとアーエスにこの趣味を知られて2人からは「乙女少年」と通称・揶揄される。
一方で限定的ではあるが趣味がばれたことで肩の荷を降ろして素で接する事のできる相手が出来たことで、トリシアたちに対してはかなり砕けた態度をとるようになった。草花が好きなことから「植物の成長促進と強化」の魔法を体得する。
後に家事や裁縫、服飾デザインのスキルも持ち合わせ研鑽している事も明らかになり、騎士としての能力はともかく、その乙女スキルは一足飛びの成長を続けている。
前述のとおり武門の名の優れた騎士家系の四人兄弟の末っ子で、兄たちはそれぞれに一人前の騎士として名を馳せている為に、それがコンプレックスとなっている部分がある。騎士として家の仕事を割り振られたときにはその重圧のためにストレス性の胃炎を発症するほどで、武門の騎士には向かない繊細なまでの神経を持つ。
公式ウェブサイト上の外伝で「トリシアの診療所」薬草園(とはいえ花壇に近い小規模のものだが)の築園を依頼され『魔法のお医者さん!!』シリーズでは築園された薬草園の管理を行っている。