概要
T3部隊が、宇宙世紀0080年代後半に既に旧式化しつつあったガルバルディβを、大幅な改修無しで性能向上させるべく、追加装備であるブースターユニットの検証の為開発した機体。
胸部に増加装甲・偏向板を兼ねる小型スラスターユニットを2基、バックパックに高機動ブースターポッドを装備する。
高機動ブースターポッドには強化型ラッチを介してガンダムTR-1[ヘイズル]のシールドブースターを二基搭載可能な他、ハイザック・キャノンと同型のキャノン砲ユニットとミサイルポッドを取り付けた実体弾系装備や、ゼク・アインの第二種兵装と同型のビームスマートガンと複合レドームを取り付けた長距離攻撃仕様などの武装プランが用意されていた。
連邦軍パイロットのマキシム・グナー大尉とともにT3部隊に送られ運用される予定であったが、グナー大尉のエゥーゴへの転向・脱走により本機は失われ、行われるはずだった各種新型装備のテストは、ヘイズル2号機へとその任が移されている。