概要
2020年にTwitchのストリーマーやYoutuberらによって大ヒットし、2020年9月の段階でYoutubeでプレイ動画の再生数が40億回を超えている。
公式による日本語版は存在しないが、有志による日本語Modが存在する。
2020年12月にnintendoswitchでもリリース、日本語版も使用できる。
ゲーム内容
宇宙人狼と述べたように、役職は村人に当たるクルーメイト (Crewmate)と人狼に当たる詐欺師 (Impostor)に分けられる。詐欺師は互いに誰か把握することが可能。
以下、本項では各役職をクルーメイト・詐欺師と記載する。
プレイの流れ
本作は作業フェイズと会議フェイズの2つのフェイズを交互に繰り返しながら自陣営の勝利を目指すゲームである。
本作には専用のテキストチャットが設けられているが、音声でのやり取りには外部のボイスチャットアプリ(Discord等)が必要である。
テキストチャットは会議フェイズのみ表示される。音声も、プレイ開始時に「Shhh!(静かに!)」と表示されるようにボイスチャットも作業フェイズではミュートが義務。会議フェイズで生存者のみやり取り可能だ。
作業フェイズ
プレイヤーはマップ上にあるタスクをこなす必要がある。タスクの内容は「切断された電線を元に戻す」「周波数を調整する」「燃料を補給する」といった簡単な内容である。タスクをこなすことでタスクゲージが上昇、最大に達した時点でクルーメイトの勝利である。しかし、詐欺師に殺されないように警戒しながら作業しなければならない。
また、後述する破壊工作の対処も行わなければならない。
対して、詐欺師の役割は「クルーメイトの殺害」と「破壊工作を起こす」である。
前者の殺害は一度行うと次の殺害まで一定時間の猶予が発生する為、連続殺害は簡単に出来ないようになっている。
後者の破壊工作はフェンスで通路を塞いだり、停電を起こして視界を制限したり、酸欠状態・リアクターメルトダウンを引き起こしたりす出来る。特に酸素やリアクターの破壊工作に関しては、対処せずに一定時間経過することで詐欺師の勝利となる。
また、詐欺師は通気口を通って他の部屋に速やかに移動することが可能である。但し、クルーメイトは通気口を通れない為見られないように注意。
死体を発見したプレイヤーは「通報」することで生存プレイヤーを『会議』に招集する。通報自体はクルーメイトのみならず詐欺師も可能なので、殺害→通報といったプレイも可能だ。また、各プレイヤーは緊急通報することで死体を発見せずとも『会議』に招集可能(条件有)。
最後に本作の重要なポイントとして、死亡・排除されたプレイヤーもタスク・破壊工作が可能である。死してなお、陣営の勝敗を左右する存在であるのは変わりないため、積極的にタスク・破壊工作への参加を推奨する。
会議フェイズ
通報した会議フェイズに入った場合、その時点でプレイヤー全員の生死が共有され、未発見の死亡プレイヤーも公表される。
会議中はプレイヤー同士で議論し、詐欺師と思われるプレイヤーに対し投票するか否かを決めることが出来る。
投票で最も多く投票されたプレイヤーが排除される。投票数が0、もしくは少なすぎる場合排除は発生しない。
会議フェイズが終了すると作業フェイズに入るが、終了後一定時間新たな会議を開く事は出来ない。また、詐欺師側の殺害も不可能である。
勝利条件
クルーメイト側:タスクを全てこなすか、全ての詐欺師を排除すること。
詐欺師側:クルーメイトの生存人数が詐欺師側と同じになるか、破壊工作(一部)のタイムリミットを迎える。
余談
- ゼリービーンズのような見た目から、FallGuysを連想する者もいるだろう。FallGuysのリリースが2020年8月なのに対し、Among Usは2018年にリリースなのでこちらの方が早い。
- 宇宙人狼ということで当初は宇宙船の中を舞台にしたマップのみであったが、後に"MiraHQ"、"Pola"といったビルの中や惑星を舞台にしたマップも登場している。