コゼニー・メグンダル
こぜにーめぐんだる
「『ホホエミの絶えない帝都』‥‥
その“理想”のためならば。
この、コゼニー・メグンダル。
いつでも、お役に立つ所存なのですよ。」
解説
ゲーム『大逆転裁判』第3話《疾走する密室の冒險》にて登場。48才。通称・メグンダル。
容姿
体型は小柄。髪は緑がかっている。紫のスーツを身にまとい、被っている縦長のシルクハットには宝石を連想させるかのように線が入っている。
右手の中指に赤い宝石、小指に緑の宝石の指輪をつけており、金持ちを思わせる見た目となっている。
ネタバレ
以下、第3,5話ネタバレ
第3話で《無罪》の判決が下されたメグンダルだが、実際には彼こそが事件の真犯人。判決から2カ月後のエピソード‥‥第5話《語られない物語の冒險》にてその事実が判明。彼の担当弁護士だった成歩堂にとっては、“偽り”の判決による勝訴という結果をつきつけられる事態となってしまった。
- 裁判
彼の《無罪》の判決の“ウラ”では、持てる財力を注ぎこみ、計画的に法廷をあざむくという、最悪な“陰謀”が企てられていた。
審理中の混乱に乗じた証拠の《ねつ造》、ジーナ・レストレード他事件関係者への脅迫、および買収‥‥等、あらゆる不正な手によって裁判を“破壊”したと語られている。
被告席に立たされたのは第3話の事件がはじめてのようだが、それ以前にもいくつもの事件に“ウラ”で関わっては、同様の方法で自分にとってツゴウがいいように事件を“作りかえた”ともされている。
- “取り引き”
“殺人犯”という正体に加えて、さらに第5話では、法務省の極秘通信の《盗難事件》に関与していたことも判明する。
電気通信士のルバート・クログレイに極秘情報と大金による“取り引き”を持ちかけていたようで、極秘情報を盗ませるように彼をそそのかして、自身の計画に協力させようと企んでいたとのこと。国家機密の国外流出の可能性もあり、国家に対する“反逆”‥‥極刑に値する重罪として語られている。
関係者への根回しによって第3話では語られなかったが、第3話の事件の“ウラ”で、彼が密かにこの“取り引き”を進めていたとされる様子が確認されている。
- 末路
《無罪》の判決が下されたメグンダルであったが、その判決と同日において、まるで担当検事のバロック・バンジークスに呪われるかのように死を遂げる。
極秘情報の“取り引き”の相手と関係がこじれたことが原因とされており、カネのチカラで悪事を働いた結果、カネのチカラで殺害されるという因果応報とも言える形で“最後”を遂げることとなった。