概要
第3話の被告人。48歳。
倫敦の名士として名高い大富豪。「倫敦を2,3個買える」と豪語するほどの莫大な富を有しており、政府への多額の寄付の他にも公園や図書館なども寄贈している。
オムニバス(乗合馬車)で乗り合わせた乗客を刺殺した容疑で逮捕・起訴され、彼の裁判が始まる直前、司法留学生として倫敦に到着したばかりの成歩堂龍ノ介に弁護を依頼した。
物腰が丁寧で紳士的な人物だが、その実飄々としていて掴みどころがない。
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この先ネタバレ注意!
ネタバレ
実は法外な金利で金を貸す悪徳高利貸しであり、彼の莫大な富はあくどい手段によって積み上げてきたものであることがバロック・バンジークスから語られた。
目的のためならば手段を択ばない老獪な策士であり、言葉巧みに陪審員や傍聴人の心証を操作するなど話術にも長ける。しかしその本性が暴かれたことに加え、決定的とも言える乗合馬車の存在が立場をどんどん悪くさせていたが、スリの少女ジーナ・レストレードの出現で状況は激変。結局「証拠不十分」というわだかまりののこる形でメグンダルには無罪判決が下された。
無罪判決こそ勝ち取ったものの事件の真相は有耶無耶になってしまったため、成歩堂にとっては何とも後味の悪い結末となってしまった。
更には閉廷後、メグンダルは法廷で行われた現場検証の最中、「死神」の伝説通り命を落とすこととなった。この一連の出来事は成歩堂にとってトラウマとなってしまい、その後の留学生活において深い影を落とすことになる。
結果的に死亡してしまったとはいえ、殺人の実行犯でありながら裁判で無罪判決を受けた人物はシリーズを通してこのメグンダルが初のケースである。